B.1 Dockerイメージの構築

アプリケーションは複数のマイクロサービスで構成される場合があります。マイクロサービスごとにイメージを作成できるように、マイクロサービスごとにソース・コードを作成します。各マイクロサービスについて、この項で説明するコマンドを、Dockerイメージを構築するためのマイクロサービスのルート・フォルダから実行します。

  1. アプリケーションのソース・コードを構築して、コンテナ・イメージを作成します。
    次のコマンドを使用し、タグlocal_image_tagを付けてコンテナ・イメージを作成します。
    docker build -t local_image_tag .

    このコマンドをご自身の環境で実行するときは、-tオプションの後に任意のタグを指定できます。

  2. このイメージに関連付けたタグを書き留めます。このタグは後で指定する必要があります。
作成したコンテナ・イメージは、ローカルのDockerコンテナ・レジストリで使用可能になります。