5.2 機能説明

Oracle Tuxedo CORBA環境では、クライアントがオブジェクトへのリファレンスを取得するための主な手段として、ファクトリ・デザイン・パターンの使用が促進されます。このデザイン・パターンを使用することにより、クライアント・アプリケーションには、別のオブジェクトのファクトリとして動作するオブジェクトへのリファレンスを取得するメカニズムが必要となります。Oracle Tuxedo環境では、CORBAを可視プログラミング・モデルとして選択しているため、ファクトリをロケートするためのメカニズムは、Object Management GroupのCORBAサービス仕様(1997年12月)の第6章「Life Cycle Service」で示されているように、FactoryFinderをモデルとしています。

CORBA FactoryFinderモデルでは、アプリケーション・サーバーはアクティブ化されたファクトリをFactoryFinderに登録します。アプリケーション・サーバーのファクトリが非アクティブになると、アプリケーション・サーバーはFactoryFinderから対応する登録を削除します。クライアント・アプリケーションは、FactoryFinderに問合せを行うことによって、ファクトリをロケートします。クライアント・アプリケーションは、1つまたは複数のリファレンスの選択に使用される基準を指定することによって、返されたファクトリ・オブジェクトへのリファレンスを制御できます。