5.2.2 ファクトリの登録
クライアント・アプリケーションがファクトリへの参照を取得できるようになるには、アプリケーション・サーバーが、実装を提供するファクトリ・オブジェクトへの参照をFactoryFinderに登録する必要があります。Oracle Tuxedo CORBA TPフレームワークにより、ファクトリ・オブジェクトのリファレンスの登録は、それが作成された後にTP::register_factory操作を使用することにより行われます。ファクトリ・オブジェクトへのリファレンスは、そのファクトリを識別する値と共に、この操作に渡されます。ファクトリ・オブジェクトのリファレンスの登録は、通常はアプリケーションの初期化手順の一部(普通は、操作Server::initializeの実装の一部)として行われます。
図5-1 ファクトリ・オブジェクトの登録

サーバー・アプリケーションは、停止時には、アプリケーション・サーバーに以前に登録されたファクトリ・オブジェクトへの参照を、すべて登録解除する必要があります。これは、ファクトリ・オブジェクトへの同じリファレンスと、ファクトリの識別に使用する対応する値を、TP::unregister_factory操作に渡すことによって行われます。登録が削除されると、ファクトリ・オブジェクトへのリファレンスは破棄できるようになります。FactoryFinderでのファクトリの登録を削除するプロセスは、通常はServer::release操作の実装の一環として行われます。これらの操作の詳細は、「Serverインタフェース」を参照してください。