11.4 呼出し記述子のエラー

呼出し記述子のエラーは、呼出し記述子の数が上限値を超えている場合、または無効な値を参照している場合に発生します。非同期呼び出しや会話型呼出しでは、未処理の呼出し記述子の数が上限値を超えると、TPELIMITが返されます。操作に対して無効な呼出し記述子の値が指定されている場合は、TPEBADDESCが返されます。

呼出し記述子エラーが発生するのは、非同期呼び出しまたは会話型呼出しを行った場合だけです。(呼出し記述子は同期呼出しには使用されません。)非同期呼出しでは、呼出し記述子を使用して対応するリクエストに応答を関連付けることができます。会話型送受信用の関数は、呼出し記述子を使用して接続を識別します。つまり、接続を開始する呼出しでは、呼出し記述子を使用できることが大切です。

呼出し記述子エラーのトラブルシューティングでは、アプリケーション・レベルで特定のエラーを調べます。