6.3 非同期メッセージの送信
この項では、次の操作を行う方法について説明します。
tpacall()
関数を使用した非同期リクエストの送信tpgetrply()
関数を使用した非同期応答の取得
この項で説明する非同期の処理は、ファンアウト並列処理と呼ばれます。クライアントのリクエストが複数のサービスに同時に分散(ファンアウト)されて処理が行われるからです。
この他に、Oracle Tuxedoシステムでは、非同期処理としてパイプライン並列処理もサポートされています。この処理では、tpforward()関数を使用して1つのサービスから別のサービスに処理が渡されます(転送されます)。tpforward()
関数については、「サーバーのコーディング」を参照してください。