1.2 Oracle Tuxedo CORBA環境の機能

Oracle Tuxedo製品のCORBA環境は、次の機能を提供します:

  • C++サーバー側ORB
  • 次のようなクライアント・アプリケーションのオプション:
    • CORBA C++クライアント
    • サードパーティ・クライアントORB
  • 電子商取引トランザクション・アプリケーションのホストとして実績のある実行時インフラストラクチャ。クライアント接続のコンセントレータ、高パフォーマンスのメッセージ・ルーティングとロード・バランシング、および高可用性といった機能が提供されます。
  • トランザクション処理(TP)フレームワーク。CORBAアプリケーションでオブジェクトの状態とトランザクションを管理します。
  • 管理情報ベース(MIB)。CORBAアプリケーションの主要な管理属性を定義します。また、MIBにアクセスするためのプログラミング・インタフェースとスクリプト機能もあります。
  • CORBAトランザクション・サービス(OTS)。トランザクションが複数のプログラミング・モデル、データベース、およびアプリケーションにまたがる場合でもデータベースの整合性を確保します。
  • セキュリティ・サービス。CORBA環境のCORBAオブジェクトのリソースにアクセスする必要のあるプリンシパルの認証を処理します。
  • Secure Sockets Layer (SSL)プロトコル。クライアントとサーバーのネットワーク経由の通信を暗号化します。SSLのサポートには、IIOP接続プールも含まれています。
  • CORBAのセキュリティ・サービス・プラグイン・インタフェース(SPI)。サードパーティのセキュリティ・プラグインを統合できるようにします。
  • 通知サービス。イベント・ポスト・メッセージを受信してフィルタ処理し、それらのメッセージをサブスクライバに配布します。通知サービスでは、2つのセットのインタフェースが提供されます。CORBAベースのインタフェースとOracle固有の単純化されたインタフェース。
  • CosLifeCycleサービスの実装。
  • CosNamingの実装。Oracle Tuxedo CORBAサーバー・アプリケーションで、論理名を使用してオブジェクト参照を通知できるようにします。
  • インタフェース・リポジトリ。Oracle Tuxedo CORBAオブジェクトのメタ情報を格納します。メタ情報とは、モジュール、インタフェース、操作、属性、および例外についての情報です。
  • 動的起動インタフェース(DII)のサポート。Oracle Tuxedo CORBAクライアント・アプリケーションで、コンパイル時に定義されなかったオブジェクトのリクエストを動的に作成できます。

以降の章では、Oracle Tuxedo CORBAのプログラミング環境とCORBAアプリケーションの開発プロセスについて説明します。