1.1 Oracle Tuxedo CORBA環境の紹介
Oracle Tuxedo製品のCORBA環境は、高いパフォーマンス、スケーラビリティおよび信頼性を持つエンタープライズ・アプリケーションを開発するためのプログラミング・モデルとして、CORBA標準に基づいています。Oracle Tuxedo CORBAは、オブジェクト・リクエスト・ブローカ(ORB)モデルをオンライン・トランザクション・プロセス(OLTP)機能で拡張しています。Oracle Tuxedo CORBAデプロイメント・インフラストラクチャは、安全でトランザクションが使用可能な分散アプリケーションを管理された環境で提供できます。
Oracle Tuxedo製品でビルドされたCORBAオブジェクトは、CORBA Object Management Group (OMG)のインターネットORB間プロトコル(IIOP)で通信するWebベースのアプリケーションからアクセスできます。IIOPは、インターネットまたは企業内のイントラネットで行われる通信の標準プロトコルです。
Oracle Tuxedo CORBAには、IIOPのネイティブ実装があります。この実装によって、インターネット、イントラネット、およびエンタープライズ・コンピューティング環境で利用できる高パフォーマンス、相互運用可能な分散オブジェクト・アプリケーションが実現されます。複数のプログラミング・モデルを使用して、統合されたエンタープライズ・アプリケーションをビルドできます。CORBAアプリケーションおよびアプリケーション・トランザクション・モニター・インタフェース(ATMI)アプリケーションは、完全に統合されたトランザクション管理、セキュリティ、管理、および信頼性の機能を利用して開発できます。
Oracle Tuxedo CORBAに組み込まれた相互運用技術は、CORBA環境とWebLogic Server環境のスケーラブルな接続を可能にします。相互運用性については、Oracle Tuxedoオンライン・ドキュメントの『BEA Tuxedoの相互運用性』を参照してください。
次の図は、Oracle Tuxedo CORBA環境を示しています。
図1-1 Oracle Tuxedo CORBA

親トピック: Oracle Tuxedo CORBA環境の概要