2.2 Oracle Tuxedo CORBAオブジェクト・サービス
Oracle Tuxedo製品には、Oracle TuxedoドメインのCORBAクライアント・アプリケーションにオブジェクト・サービスを提供する環境オブジェクトのセットがあります。環境オブジェクトには、特定のOracle Tuxedoドメインのサービスにアクセスするブートストラップ・プロセスを通じてアクセスします。
Oracle Tuxedo CORBAでは、次のサービスが提供されます:
- オブジェクト・ライフ・サイクル・サービス
オブジェクト・ライフ・サイクル・サービスは、FactoryFinder環境オブジェクトを通じて提供されます。FactoryFinderオブジェクトは、ファクトリを見つけるために使用できるCORBAオブジェクトで、ファクトリでは、CORBAオブジェクトのオブジェクト参照を作成できます。ファクトリとFactoryFinderオブジェクトは、CORBAサービスのライフ・サイクル・サービスの実装です。Oracle Tuxedo CORBAアプリケーションでは、オブジェクト・ライフ・サイクル・サービスを使用してオブジェクト参照を検索します。
オブジェクト・ライフ・サイクル・サービスの使用方法の詳細は、「Oracle Tuxedo CORBAのクライアント・アプリケーションとサーバー・アプリケーションのやり取り」を参照してください。
- セキュリティ・サービス
セキュリティ・サービスには、SecurityCurrent環境オブジェクトまたはPrincipalAuthenticatorオブジェクトを通じてアクセスします。SecurityCurrentオブジェクトとPrincipalAuthenticatorオブジェクトは、適切なセキュリティを備えるOracle Tuxedoドメインにアクセスするクライアント・アプリケーションを認証するために使用します。Oracle Tuxedoソフトウェアでは、CORBAサービスのセキュリティ・サービスの実装が提供されます。
セキュリティの使用については、Oracle Tuxedoオンライン・ドキュメントの『CORBAアプリケーションにおけるセキュリティの使用』を参照してください。
- トランザクション・サービス
トランザクション・サービスには、TransactionCurrent環境オブジェクトまたはTransactionFactoryオブジェクトを通じてアクセスします。TransactionCurrentオブジェクトおよびTransactionFactoryオブジェクトを使用すると、クライアント・アプリケーションがトランザクションに参加できます。Oracle Tuxedoソフトウェアでは、CORBAサービス・オブジェクトのトランザクション・サービス(OTS)の実装が提供されます。
トランザクションの使用方法については、Oracle Tuxedoオンライン・ドキュメントの『CORBAトランザクションの使用』を参照してください。 - インタフェース・リポジトリ・サービス
インタフェース・リポジトリ・サービスには、InterfaceRepositoryオブジェクトを通じてアクセスします。InterfaceRepositoryオブジェクトは、利用可能なすべてのCORBAインタフェースのインタフェース定義とCORBAインタフェースのオブジェクト参照を作成するファクトリが格納されるCORBAオブジェクトです。InterfaceRepositoryオブジェクトは、DIIを使用するクライアント・アプリケーションで使用します。
DIIの使用については、『CORBAクライアント・アプリケーションの作成』を参照してください
Oracle Tuxedo CORBAでは、次のプログラミング環境の環境オブジェクトが提供されます:
- C++
Oracle Tuxedo CORBAでは、初期オブジェクト参照を取得するための、サードパーティ・クライアントによるOMG CORBA Interoperable Naming Service (INS)の使用もサポートされています。