3.4 ステップ2: CORBAクライアント・スタブおよびスケルトンの生成

OMG IDLで定義されたインタフェース仕様は、CORBAクライアント・アプリケーションのCORBAクライアント・スタブおよびCORBAサーバー・アプリケーションのスケルトンを生成するためにIDLコンパイラで使用されます。CORBAクライアント・スタブは、CORBAクライアント・アプリケーションによってすべての操作呼出しで使用されます。記述したコードと一緒にスケルトンを使用すると、CORBAオブジェクトを実装するCORBAサーバー・アプリケーションを作成できます。

開発の過程では、次のコマンドのいずれかを使用して、OMG IDLファイルをコンパイルし、Oracle Tuxedo CORBAクライアント・アプリケーションおよびサーバー・アプリケーションのCORBAクライアント・スタブおよびスケルトンを生成します:

  • CORBA C++のクライアント・アプリケーションとサーバー・アプリケーションを作成する場合は、idlコマンドを使用します。idlコマンドの説明については、Oracle Tuxedoオンライン・ドキュメントの『Oracle Tuxedoコマンド・リファレンス』を参照してください。

次の表は、idlコマンドによって作成されるファイルの一覧です。

表3-3 idlコマンドで作成されるファイル

ファイル デフォルト名 説明
CORBAクライアント・スタブ・ファイル application_c.cpp リクエストを送信するために生成されたコードを格納します。
CORBAクライアント・スタブ・ヘッダー・ファイル application_c.h OMG IDLファイルで指定された各インタフェースと型のクラス定義を格納します。
スケルトン・ファイル application_s.cpp OMG IDLファイルで指定した各インタフェース用のスケルトンが含まれます。実行時に、スケルトンではCORBAクライアントのリクエストをCORBAサーバー・アプリケーションの適切な操作にマッピングします。
スケルトン・ヘッダー・ファイル application_s.h スケルトンのクラス定義を格納します。
実装ファイル application_i.cpp OMG IDLファイルで指定されたインタフェースの操作を実装するメソッドのシグネチャを格納します。
実装ヘッダー・ファイル application_i.h OMG IDLファイルで指定された各インタフェースの初期クラス定義を格納します。