3.8 ステップ6: 構成ファイルの作成
Oracle Tuxedoソフトウェアは優れた柔軟性と多くのオプションをアプリケーション設計者やプログラマに提供するので、同じCORBAアプリケーションが2つできることはありません。たとえば、アプリケーションは小さく、単純であることもあれば(マシン上で動作する単一のクライアントやサーバー)、数千単位のクライアント・アプリケーションとサーバー・アプリケーションをまたがるトランザクションを処理できるぐらいに複雑になる場合もあります。このため、管理の対象となるすべてのOracle Tuxedo CORBAアプリケーションについて、システム管理者はそのアプリケーションの構成要素(ドメイン、サーバー・アプリケーション、クライアント・アプリケーション、インタフェースなど)を定義および管理する構成ファイルを用意する必要があります。
構成ファイルを作成するときには、アプリケーションの実行可能バージョンを作成するためにOracle Tuxedoソフトウェアによって解釈されるパラメータのセットを使用してOracle Tuxedo CORBAアプリケーションを記述します。管理の設定段階において、システム管理者のする仕事は構成ファイルを作成することです。構成ファイルには、次の表に示すセクションが含まれます。
表3‑5 Oracle Tuxedo CORBAアプリケーションの構成ファイルのセクション
| 構成ファイルのセクション | 説明 |
|---|---|
RESOURCES
|
Oracle Tuxedo CORBAアプリケーションのデフォルト(ユーザー・アクセス、メイン管理マシンなど)を定義します。 |
MACHINES
|
Oracle Tuxedo CORBAアプリケーションで実行されている各マシンに関するハードウェア固有の情報を定義します。 |
GROUPS
|
サーバー・アプリケーションまたはCORBAインタフェースの論理グループを定義します。 |
SERVERS
|
Oracle Tuxedo CORBAアプリケーションで使用されるサーバー・アプリケーション・プロセス(トランザクション・マネージャなど)を定義します。 |
SERVICES
|
Oracle Tuxedoアプリケーションによって提供されるサービスのパラメータを定義します。 |
INTERFACES
|
Oracle Tuxedo CORBAアプリケーションのCORBAインタフェースに関する情報を定義します。 |
ROUTING
|
Oracle Tuxedo CORBAアプリケーションのルーティング基準を定義します。 |
次のコード・スニペットは、Simpappサンプル・アプリケーションの構成ファイルを示しています。
*RESOURCES
IPCKEY 55432
DOMAINID simpapp
MASTER SITE1
MODEL SHM
LDBAL N
*MACHINES
"PCWIZ"
LMID = SITE1
APPDIR = "C:\TUXDIR\MY_SIM~1"
TUXCONFIG = "C:\TUXDIR\MY_SIM~1\results\tuxconfig"
TUXDIR = "C:\TUXDIR"
MAXWSCLIENTS = 10
*GROUPS
SYS_GRP
LMID = SITE1
GRPNO = 1
APP_GRP
LMID = SITE1
GRPNO = 2
*SERVERS
DEFAULT:
RESTART = Y
MAXGEN = 5
TMSYSEVT
SRVGRP = SYS_GRP
SRVID = 1
TMFFNAME
SRVGRP = SYS_GRP
SRVID = 2
CLOPT = "-A -- -N -M"
TMFFNAME
SRVGRP = SYS_GRP
SRVID = 3
CLOPT = "-A -- -N"
TMFFNAME
SRVGRP = SYS_GRP
SRVID = 4
CLOPT = "-A -- -F"
simple_server
SRVGRP = APP_GRP
SRVID = 1
RESTART = N
ISL
SRVGRP = SYS_GRP
SRVID = 5
CLOPT = "-A -- -n //PCWIZ:2468"
*SERVICES