6.14 UBBCONFIGファイルの編集
Oracle Tuxedoアプリケーションは、構成ファイルによって制御されます。このファイルには、インストール時の設定に基づくパラメータが定義されています。Oracle Tuxedoのドキュメントではこの構成ファイルをUBBCONFIGと呼んでいますが、ファイルの内容が『ファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・リファレンス』の「UBBCONFIG(5)」に示されているフォーマットに従っている限り、このファイルに任意の名前を付けることができます。通常の構成ファイル名は文字列ubbで始め、その後に簡略的な文字列を追加します(たとえば、simpleを追加してubbsimpleというファイル名にします)。
Oracle Tuxedoのインストールで配布されるATMIベースの基本的なsimpappアプリケーションのUBBCONFIGファイル、ubbsimpleを例として考えてみます。Windowsシステムではこのアプリケーションはディレクトリ %TUXDIR%\samples\atmi\simpappにあり、UNIXシステムではディレクトリ$TUXDIR/samples/atmi/simpappにあります。
次の例のubbsimpleファイルは、UNIXシステムに配布されたubbsimpleファイルから変更されており、WindowsとUNIX両方のシステムのパス名のサンプル値が含まれています。
#ident “@(#)apps:simpapp/ubbsimple $Revision: 1.3 $
#Skeleton UBBCONFIG file for the Tuxedo Simple Application.
#Replace the <bracketed> items with the appropriate values.
*RESOURCES IPCKEY <Replace with a valid IPC Key>
#Example:
#IPCKEY 123456
DOMAINID simpapp
MASTER simple
MAXACCESSERS 10
MAXSERVERS 5
MAXSERVICES 10
MODEL SHM
LDBAL N
*MACHINES
DEFAULT:
APPDIR=“<Replace with the current directory pathname>”
TUXCONFIG=“<Replace with your TUXCONFIG Pathname>”
TUXDIR=“<Directory where Tuxedo is installed>”
#UNIX
#Example:
# APPDIR=“/home/me/simpapp”
# TUXCONFIG=“/home/me/simpapp/tuxconfig”
# TUXDIR=“/home/oracle/tuxedo12cR1”
<Machine-name> LMID=simple
#Example:
#beatux LMID=simple
*GROUPS
GROUP1 LMID=simple GRPNO=1 OPENINFO=NONE
*SERVERS
DEFAULT:
CLOPT=“-A”
simpserv SRVGRP=GROUP1 SRVID=1
*SERVICES
TOUPPER実際の構成ファイルでは、ご使用のアプリケーションに固有の値で、大カッコ内の文字列を置き換えてください。次の表は、すべての構成ファイルで定義する必要があるパラメータの例です。
表6-9 パラメータの例
| パラメータ | 指定内容 |
|---|---|
IPCKEY
|
アプリケーションによって使用される構造体が存在する共有メモリー・セグメントを識別する数値キー。値は32,768より大きく、262,143未満である必要があります。 |
machine_name |
マシンのノード名。Windows 2003 Serverシステムでノード名を取得するには、システム管理者に問い合せてください。UNIXシステムでノード名を取得するには、uname-nコマンドを実行します。
|
APPDIR = string |
このマシンでアプリケーションおよび管理サーバーが起動される1つ以上のディレクトリのリスト。Windowsの場合、stringの値は1つのディレクトリの絶対パス名で、オプションで、マシン上に定義されている他のディレクトリのパス名をセミコロンで区切ったリストが続きます。UNIXの場合、stringの値は1つのディレクトリの絶対パス名で、オプションで、マシン上に定義されている他のディレクトリのパス名をコロンで区切ったリストが続きます。 |
TUXCONFIG = string |
バイナリ形式のTUXCONFIGファイルを作成するマシン上のファイルまたはデバイスの絶対パス名。 TUXCONFIGを作成するには、UBBCONFIGファイルに対してtmloadcf(1)コマンドを実行します。
|
TUXDIR = string |
Oracle Tuxedoソフトウェアがインストールされているマシンの製品ディレクトリの絶対パス名。 |
APPDIR、TUXCONFIG、およびTUXDIRは、Oracle Tuxedoアプリケーション内のすべてのマシンに設定する必要があります。UBBCONFIGファイルの編集時にほかのパラメータを確認する必要がある場合は、『ファイル形式、データ記述、MIBおよびシステム・プロセス・リファレンス』の「UBBCONFIG(5)」を参照してください。
UBBCONFIGファイルの編集は、tmloadcf(1)を実行してIPC要件を確認する前に行う必要があります。次の節を参照してください。最初にUBBCONFIGファイルを編集せずにtmloadcfを実行すると、構文エラーになります。
親トピック: インストール後の作業の実行