2.5 GUIモード・インストールの実行

Oracle Tuxedoのインストーラ・プログラムは、現在、英語と日本語で使用できます。インストーラ・プログラムは、ターゲット・プラットフォーム上で特定の言語に関連した環境変数をチェックして、自動的に以下を決定します:
  1. インストール中に表示される言語
  2. インストール時にインストールされる言語固有のメッセージ・カタログ
言語関連の環境変数が設定されていないか、またはインストーラ・プログラムが認識できない値に設定されている場合、表示言語とメッセージ・カタログの両方がデフォルトで英語に設定されます。

Oracle Tuxedoのインストーラ・プログラムでは、システムと構成に関する特定の情報の入力を求められます。

GUIモード・インストール画面については、Oracle Universal Installerのインストール画面を参照してください。

表2‑1 手順

ウィンドウ アクション
ようこそ 「次へ」をクリックし、インストールを続行します。「取消」をクリックすると、いつでもインストールを取り消すことができます。
インベントリ・ディレクトリの指定(UNIXのみ) UNIXオペレーティング・システムでは、このホストにOracle製品を初めてインストールする場合に、この画面が表示されます。中央インベントリを作成する場所を指定します。この画面で選択したオペレーティング・システムのグループ名に、中央インベントリの場所への書込み権限があることを確認します。
インストール・タイプの選択 システムにインストールするインストール・タイプを選択します。次の中から選択できます。
  • 完全インストール(デフォルト) - すべてのOracle TuxedoサーバーおよびTuxedo、SALT、TSAM Plusエージェント・クライアント・コンポーネント。
  • サーバーのインストール - すべてのTuxedo、SALTおよびTSAM Plusエージェント・クライアント・コンポーネント
  • クライアントのインストール - Tuxedoクライアント・ソフトウェア・コンポーネントのみ
  • カスタム・インストール - 特定のTuxedo、SALT、TSAM Plusエージェント・サーバーおよびクライアント・ソフトウェア・コンポーネントを選択します。次の表のエントリで、カスタム・インストールのオプションのサマリーを示します。
インストール・タイプを選択して「次へ」をクリックし、「Oracleホーム・ディレクトリの選択」ウィンドウを開くと、選択肢にリンク・レベルの暗号化(LLE)またはSecure Sockets Layer (SSL)に適した暗号化ソフトウェアが表示されます。
Oracleホームの指定 名前: Oracleホームの名前を入力します。この名前によって、特定のホームに関連付けられたプログラム・グループと、このホームにインストールされたOracleサービスが識別されます。Oracleホーム名の長さは1から127文字までで、半角英数字とアンダースコアのみ使用できます。

Oracleホームのフルパスを入力するか、既存のOracleホームのドロップダウン・リストからOracleホームを選択します。Oracleホームの場所は、製品がインストールされるディレクトリです。データ・ファイルは、Oracleホーム内にインストールされる場合もあれば、インストールされない場合もあります。「参照」ボタンを使用して、製品をインストールするディレクトリを選択できます。Windowsプラットフォームの場合、Windowsディレクトリ内にはない有効なパスを提供する必要があります。異なるホームは同一の場所を共有できません。

空または既存でないディレクトリであるOracleホームの場所を指定することをお薦めします。空でないかすでに存在するOracleホームの場所のディレクトリを選択すると、警告メッセージが表示されます。さらに、続行するかどうかを指定できます。

サイレント・インストールでは、空でない既存のディレクトリが指定された場合、コンソールおよびinstallActions<timestamp>.logファイルにエラーが記録されます。また、OUIが中断します。この状況をオーバーライドするには、コマンド行で-forceフラグを使用します。-forceフラグを使用した場合の効果は、対話型モードでのインストール中に「はい」を選択した場合と同じです。警告メッセージが表示されますが、インストールは続行します。

Tuxedo製品のインストール・ディレクトリは、デフォルトでは$ORACLE_HOME/tuxedo21.1.0.0.0 (UNIXの場合)です。また、決定した後でORACLE_HOMEを変更することはできません。インストーラでは、同一tuxedo製品の2つのバージョンを同一のORACLE_HOMEにインストールできません。

同一バージョンのtuxedoをインストールしているORACLE_HOMEを選択した場合、インストーラに警告が表示されます。

インストールのカスタマイズ 選択したインストール・タイプから1つまたは複数のソフトウェア・コンポーネントを選択(追加)またはクリア(クリア)するか、ドロップダウン・リスト・メニューから他の4つのインストール・タイプの1つまたはカスタム・セットを選択し、そのソフトウェア・コンポーネントをカスタマイズします。JRLYコンポーネントの詳細は、「Joltインターネット・リレー」を参照してください。

次のソフトウェア・コンポーネントのマッピングを確認します。

  • Tuxedoサーバー— ATMIサーバー・ソフトウェア、CORBA C++サーバー・ソフトウェア、Oracle Joltサーバー・ソフトウェアおよびOracle SNMPエージェント・ソフトウェアが含まれます
  • Tuxedo ATMIクライアント— Oracle ATMI Workstation (/WS)クライアント・ソフトウェアが含まれます
  • Tuxedo CORBAクライアント— 環境オブジェクトを含むOracle CORBA C++クライアント・ソフトウェア(C++クライアントORB)が含まれます
  • Tuxedo Jolt JRLY— Oracle Jolt Relayソフトウェアが含まれます
  • Tuxedo .NETクライアント— Oracle .Netクライアント・ソフトウェアが含まれます
  • Oracle Tuxedo System and Applications Monitor Plus (Oracle TSAM Plus)エージェント— Oracle Tuxedo System and Applications Monitor Plus (Oracle TSAM Plus)エージェント・ソフトウェアが含まれます
  • Oracle Services Architecture Leveraging Tuxedo (Oracle SALT)— Oracle Services Architecture Leveraging Tuxedo (Oracle SALT)ソフトウェアが含まれます

選択したインストール・タイプから1つ以上のソフトウェア・コンポーネントを選択または選択解除した後、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。LLEおよびSSLに必要な暗号化ソフトウェアが自動的に含まれます。

TSAM Plusエージェントの有効化の確認 この画面は、以前に選択したバンドルにTSAM Plusエージェント・コンポーネントが含まれる場合に表示されます。TSAM Plusマネージャを使用して、Tuxedoを管理するために有効化します。
SSLインストールの選択 このウィンドウは、サーバー、ATMIまたはCORBAクライアントのインストール・タイプのコンポーネントをインストールした場合のみ表示されます。SSL使用時の証明書形式の認証をサポートするために、Oracle TuxedoではLightweight Directory Access Protocol (LDAP)ベースの証明書取得メカニズムが用意されています。Oracle Tuxedoの証明書取得メカニズムは、iPlanet Directory Server付属のLDAPディレクトリ・サーバーでの使用が認められています。

SSLサポートをインストールするかどうかを選択します。アプリケーソンでSSL暗号化を使用する場合は、「はい」を選択し、「次へ」をクリックして「LDAP構成」ウィンドウを開きます。アプリケーションでSSL暗号化を使用しない場合、「いいえ」を選択します。

SSLサポートのためのLDAP構成 次のLDAP構成情報を入力し、「次へ」をクリックして続行します。
  • LDAPサービス名: LDAPサーバーの完全修飾ドメイン名( pcwiz.mydomain.comなど)
  • LDAPポートID: ローカル・マシンがLDAPサーバーと通信する際に使用するポート番号(389など)
  • LDAP基本オブジェクト: LDAPサーバーでの検索に使用する基本オブジェクトの識別名(o=beasys.comなど)
LDAPフィルタ・ファイルの選択 LDAPフィルタ・ファイルの場所: (デフォルトでtux_ prod_dir/udataobj/security/ bea_ldap_filter.datで、tux_prod_dirは、Oracle Tuxedoソフトウェアをインストールした製品ディレクトリを表します。デフォルトLDAPフィルタ・ファイルは、インストールの完了後に生成されます)。
サンプル・インストールの選択 選択したインストール機能セットにサーバー・コンポーネントが含まれる場合、この画面はサンプル・インストールを確認するために表示されます。
tlistenの選択肢の構成 tlistenは、MP/クラスタ・モード構成およびOracle TSAM Plusに必要です。tlistenを構成する必要がある場合には、「はい」を選択し、表示される画面でtlisten構成のパラメータを入力します。
tlistenパスワードの構成 このウィンドウは、tlistenを構成することを選択した場合のみ表示されます。tlistenパスワードを選択して入力します。パスワードはクリアテキスト形式の英数字による文字列で、長さは80字以下である必要があります。

ノート:

同じドメイン内のマシンでは、同じtlistenパスワードが定義されている必要があります。

Oracle Tuxedoでは、tlistenパスワードを使用して、認可されていない管理リクエストや操作からローカル・マシンを保護します。tlisten(1)ゲートウェイ・プロセスを介して管理通信がローカル・マシンに届くたびに、Oracle Tuxedoはtlistenパスワードを使用して認証します。

tlistenのパスワードを入力し、再度入力した後、「次へ」をクリックしてインストールを続行します。

SSLパラメータの入力 SSL暗号化方式を選択した場合、セキュリティ・プリンシパルの名前、場所およびパスワードを入力する必要があります。
サマリー 「インストール」をクリックしてインストールを開始します。
インストール中 何もする必要がありません
インストールの終了 「終了」をクリックしてインストール・プログラムを終了します。

ノート:

お疲れ様でした。これでOracle Tuxedoソフトウェアのインストールは完了です。