5.8.1 アップグレード前のノート
MASTERを(ホット・アップグレードによって)Oracle Tuxedo 22cリリース1 (22.1.0.0.0)に移行したとき、バックアップをOracle Tuxedo 22cリリース1 (22.1.0.0.0)にアップグレードするまで、MASTERを代理バックアップに戻すことはできなくなります。したがって、MASTERの移行は元に戻せません。移行が完了した後で、MASTERを以前のOracle Tuxedoリリースに戻すことはできません。
以前のリリースのMASTERが存在するOracle Tuxedo 22cリリース1 (22.1.0.0.0)マシンに対してtmadmin(1)を実行するとき、ホット・アップグレードの例のUPGRADEファイルが現在のディレクトリにあることが必要です。このファイルが現在のディレクトリにあることを確認するには、たとえば、Tuxedoアプリケーション・ディレクトリ$APPDIR (UNIX)でtmadminを実行します。
Oracle Tuxedoデータ・ストレージ領域を移行する際には、次のガイドラインに従います:
oldTUXCONFIGファイルを削除する必要があります。バックアップ・マシンの実行時にTUXCONFIGは自動的に伝播されるため、ユーザー側の操作は必要ありません。- ソフトウェアをロードするときにTLOGを作成します。すでにTLOGがある場合は削除します。
- アプリケーションのキュー・スペースおよびキューに関しては何もしないでください。
- ドメイン構成(
BDMCONFIG)ファイルがある場合は、そのままにしておきます。
停止時間を最小限に抑えるために、Oracle Tuxedo 22cリリース1 (22.1.0.0.0)をMASTERマシンおよびバックアップMASTERマシンにインストールし、$APPDIRで定義されている各マシンのディレクトリと以前のリリースのクライアントおよびサーバーが作成されていたディレクトリに対して、すべてのクライアントおよびサーバーを同時に再ビルドすることをお薦めします。つまり、旧リリースのアプリケーションとOracle Tuxedo 22cリリース1 (22.1.0.0.0)アプリケーションの両方を各マシンで使用できるようにします。これは要件ではなく、推奨事項です。
Oracle Tuxedoソフトウェアは、最大256バイトのデバイス・リスト・パス・エントリをサポートしています(旧リリースでは長さの制限は64バイトです。)Oracle Tuxedoの旧リリースで作成されたキュー・スペース、TLOGファイル、その他の構成ファイルは、このリリースでも認識およびサポートされます。ただし、Oracle Tuxedo 8.0以前のリリースで作成されたデバイス・リストは、パス名が64バイトに制限されています。このため、将来64バイトを超える長さのパス名を使用してキュー・スペースに新しい領域を追加しようと考えており、アップグレード時にこのようなキュー・スペースが空の場合、システム管理者はホット・アップグレード時にキュー・スペース・デバイス・リストとキュー・スペースを作成できます。多くのアプリケーションは、アップグレード中にキュー・スペースを保持する必要があり、再作成する必要はありません。さらに、ほとんどのアプリケーションは将来キュー・スペースに領域を追加する必要がないか、または現在使用しているパス名以下の長さのパス名を使用して領域を追加できます。このキュー・スペースの再作成はまったくの任意であり、ここでの説明はあくまで補完的なものです。
DMTLOGおよびTLOGがすでにある場合は、アプリケーションを停止する前に、保留中のトランザクション・ログがないことを確認してください。また、アプリケーションの停止後にDMTLOGおよびTLOG(存在する場合)を必ず削除してください。
親トピック: ホット・アップグレードの実行