JoltBeansにおけるJavaBeansイベント
JoltBeansを使用して作成されたJoltクライアントのアプレットやアプリケーションは通常、Jolt対応GUI Beans (JoltTextFieldやJoltList)とJoltBeans (JoltServiceBeanやJoltSessionBean)で構成されています。Bean間での通信は主に、JavaBeansイベントを介して行われます。
Jolt対応Beansは、JoltInputEventのソース、JoltOutputEventのリスナー、またはその両方です。JoltServiceBeansは、JoltOutputEventのソースおよびJoltInputEventのリスナーです。
Jolt対応GUI Beansはプロパティとメソッドを公開しているため、Beansを(JoltServiceBeanで表される)Oracle Tuxedoサービスのパラメータに直接リンクできます。Jolt対応Beansは、内容が変更された場合、JoltInputEventを介してJoltServiceBeanに通知します。JoltServiceBeanは、サービス・コールの後で応答データが使用可能になると、登録されているすべてのJolt対応BeansにJoltOutputEventを送信します。Jolt対応GUI Beansには、サービスの対応する出力パラメータで内容を更新するロジックが含まれています。
次の図は、JoltBeans間の関係を表しています。
図5-1 JoltBeans間の相互関係

親トピック: JoltBeansの使用