JoltBeansでOracle Tuxedoのイベント・サブスクリプションとイベント通知を使用する
Oracle Tuxedoでは、ブローカ・イベント通知および非請求イベント通知がサポートされています。Joltには、JoltクライアントがOracle Tuxedoイベントを受信するためのメカニズムが備わっています。JoltBeansにもこの機能が備わっています。
ノート:
Oracle Tuxedoのイベントのサブスクリプションおよび通知は、JavaBeansのイベントとは異なります。次の手順では、JoltBeansアプリケーションでOracle Tuxedoの非同期通知メカニズムがどのように使用されるかを示します。
- JoltUserEventBeanの
setEventName()
メソッドおよびsetFilter()
メソッドを使用して、サブスクライブするOracle Tuxedoイベントを指定します。 - イベント通知を受信するコンポーネントは、自身をJoltOutputListenerとしてJoltSessionBeanに登録します。
- JoltUserEventBeanで
subscribe()
メソッドがコールされます。 - 実際のOracle Tuxedoイベント通知が到着すると、JoltSessionBeanは
serviceReturned()
をコールして、JoltOutputEventをそのリスナーに送信します。JoltOutputEventオブジェクトにはOracle Tuxedoイベントのデータが含まれています。
クライアントはイベントを受信する必要がなくなると、JoltUserEventBeanでunsubscribe()
をコールします。
ノート:
クライアントが非請求型イベントのみにサブスクライブする場合は、プロパティ・シートを使用して設定できるsetEventName ("\\.UNSOLMSG")
を使用します。EventName
とFilter
は、JoltUserEventBeanのプロパティです。