JoltServiceBean
JoltServiceBeanはリモートのOracle Tuxedoサービスを表します。サービス名は、JoltServiceBeanのプロパティとして設定されます。JoltServiceBeanは、他のBeanからのJoltInputEventをリスニングし、その入力バッファを設定します。JoltServiceBeanには、サービスを起動するためのcallService()
メソッドがあります。JoltServiceBeanは、サービスの出力情報を伝達するJoltOutputEventのイベント・ソースです。callService()
が成功すると、応答メッセージを伝達するJoltOutputEventを介してイベント・リスナーBeanに通知されます。
JoltServiceBeanの基礎となるメッセージ・バッファの変更および問合せには通常はイベントが使用されますが、JoltServiceBean には基礎となるメッセージ・バッファに直接アクセスするためのメソッド(setInputValue(…)
やgetOutputValue(…)
など)も用意されています。
次の表に、JoltServiceBeanのプロパティとその説明を示します。
表5-2 JoltServiceBeanのプロパティおよび説明
プロパティ | 説明 |
---|---|
ServiceName | このJoltServiceBeanによって表されるOracle Tuxedoサービスの名前。 |
セッション | Oracle Tuxedoクライアント・セッションへのアクセスを可能にする、Beanに関連付けられたJoltSessionBean。 |
トランザクション | このJoltServiceBeanをJoltSessionBeanにより開始されたトランザクションに含める場合は、true に設定します。
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親トピック: JoltBeansツールキット