JRLY構成ファイル

構成ファイルの形式は、「タグ=値」の形式です。空白行または#で始まる行は、無視されます。次のリストに、正式な構成ファイルの形式の例を示します。

構成ファイルの内容のリスト

LOGDIR=<LOG_DIRECTORY_PATH>
ACCESS_LOG=<ACCESS_FILE_NAME in LOGDIR>
ERROR_LOG=<ERROR_FILE_NAME in LOGDIR>
LISTEN=<IP:Port combination where JRLY will accept connections>
CONNECT=<IP:Port combination associated with JRAD>
SOCKETTIMEOUT=<Seconds for socket accept()function>  

ノート:

SOCKETTIMEOUTは、リレーWindows サービスがネットワーク・アクティビティ(新しい接続、読込み対象のデータ、クローズされた接続など)を実現するために、新しいソケット接続の確立をブロックする期間を示す時間(秒単位)です。これは、Windows マシンでのみ有効です。SOCKETTIMEOUTの値は、SCMにも影響します。SCMからサービスの停止がリクエストされると、SCMは少なくともSOCKETTIMEOUTで指定した秒数を待つ必要があります。

次のリストに、JRLY構成ファイルの例を示します。CONNECTで始まる行は、JRADマシンのIPアドレスとポート番号を指定します。

JRLY構成ファイルの例のリスト

LOGDIR=/usr/log/relay
ACCESS_LOG=access_log
ERROR_LOG=errorlog
# jrly will listen on port 4444
LISTEN=200.100.10.100:4444
CONNECT=machine1:port1
CONNECT=machine2:port2
SOCKETTIMEOUT=30                 //See text under listing

ディレクトリ名とファイル名の形式は、オペレーティング・システムによって異なります。UNIXシステムではフォワードスラッシュ(/)を使用します。Windows システムではバックスラッシュ(\)を使用します。LOGDIRACCESS_LOG、またはERROR_LOGで指定されたファイルを開けない場合、JRLYはstderrにエラー・メッセージを記録してから終了します。

次の表に、ホスト名とポート番号の形式を示します。

ノート:

JRLYはIPv6をサポートしています。

表3-4 ホスト名とポート番号の形式

IPv4 IPv6
//IP:port

IPにはドット区切りのIPアドレス表記を指定し、portには10進数を指定します

//[IPv6 address]:port
//hostname:port_number

IPにはドット区切りのIPアドレス表記を指定し、portには10進数を指定します

//hostname:port_number
//#.#.#.#:port_number Hex format is not supported