サンプル・プログラムの構成要素と前提条件

Jolt for WebLogic Serverのサンプル・プログラムsimpappは、次の2つの要素で構成されています。

• Oracle Tuxedoのインストール先ディレクトリであるsamplesディレクトリのサンプルに組み込まれているHTTPサーブレット。
• Oracle Tuxedoと共にインストールされるTuxedoサンプルに組み込まれたTuxedoサービス・アプリケーション。Tuxedoのsimpappサーバーには、入力された文字列を大文字に変換するTOUPPERサービスが含まれます。

Joltサーブレットのサンプル・プログラムsimpappのソース・コードは、Tuxedoの/samples/jolt/wls/servlet/ディレクトリにあります。

simpappサンプル・ディレクトリには、次のファイルが置かれています。

ファイル名	説明
SimpAppServlet.java	Tuxedoに対する呼出しを発行し、結果のHTMLページを戻すサンプル・ソース・コード
simpapp.html	ユーザー入力用のHTMLフォーム
simpapp.rep	リポジトリ・バルク・ロード用のREPファイル
web.xml	Webアプリケーション用の構成XMLファイル

simpappアプリケーション・サービスのTuxedoサーバー側のソース・コードの一覧は、UNIXシステムでは$TUXDIR/samples/atmi/simpapp、Windows 2003システムでは%TUXDIR%¥samples¥atmi¥simpapp ( TUXDIR はTuxedoのホーム・ディレクトリ)にあります。

このサンプル・プログラムを実行するには、以下の事項に精通している必要があります。

• Oracle Tuxedoのアーキテクチャとsimpappアプリケーション
• Oracle Jolt
• HTML
• Java言語とサーブレットAPI
• WebLogic Server HTTPサーブレット