ステップ3.WebLogic Serverでサーブレットを構成する
Jolt接続プールと、WebLogic Server 6.0以降のスタートアップ・クラスの設定は、管理コンソールで行います。
- WebLogicドキュメントのルート・ディレクトリに
simpapp.html
ページをコピーします。デフォルトでは、WebLogic Serverの
\config\mydomain\applications\simpapp
ディレクトリになります。WebLogicに組み込まれたHTTPサーバーは、このディレクトリでHTMLページとその他のMIMEの種類を検索します。 - ブラウザに次のアドレスを入力して、WebLogic Serverの管理コンソールを起動します。
http://hostname:listenport#/console
- コンソールの左側のフレームで「サービス」フォルダを開き、Joltフォルダをクリックします。右側のフレームに、ドメイン内で定義されたすべてのJolt接続プールを示すJolt「接続プール」表が表示されます。
- 「新しいJolt Connection Poolの構成」をクリックします。右側のフレームに、新しい接続プールを設定するためのタブ付きのページが表示されます。
- 「一般」タブに次の情報を入力します。
- 「名前」、「最小プール・サイズ」、「最大プール・サイズ」、および「タイムアウト」属性フィールドに値を入力します。
- 「セキュリティ・コンテキストを有効化」チェックボックスをオンにして、セキュリティ・コンテキストを有効にします。これにより、セキュリティ情報がWebLogic Server環境からTuxedo環境に伝播されます。
- 「作成」をクリックすると、「名前」フィールドに入力した名前で接続プールのインスタンスが作成されます。左側のフレームのJoltノードの下に新しいインスタンスが追加されます。
- 「アドレス」タブと「ユーザー」タブをクリックして確認し、フィールドの値を変更するか、デフォルト値を使用して、「適用」をクリックします。変更内容が保存されます。
- 「ターゲット」タブをクリックして、Jolt接続プールを起動する使用可能なサーバーを選択します。
- 左側のフレームで、「デプロイメント」フォルダの下にある「起動と停止」フォルダをクリックします。右側のフレームに「起動と停止」表が表示され、ドメイン内で定義されているすべてのスタートアップ・クラスが示されます。
- 「新しいStartup Classの構成」をクリックします。右側のフレームにタブ付きのダイアログ・ボックスが表示されます。次の手順を実行して新しいスタートアップ・クラスを設定します。
- 「名前」、「クラス名」、および「引数」属性フィールドに値を入力します。
- 障害が発生した場合にWebLogic Serverを起動しないようにするには、「失敗したらサーバーを起動しない」チェックボックスをオンにします。
- 「クラス名」に次の名前を入力します。
bea.jolt.pool.servlet.weblogic.PoolManagerStartUp
このスタートアップ・クラスには引数がありません。
- 「作成」をクリックすると、「名前」フィールドに入力した名前でスタートアップ・クラスのインスタンスが作成されます。左側のフレームの「起動と停止」フォルダに新しいインスタンスが追加されます。
- 次の手順を実行して、
simpapp
サーブレットをWebアプリケーションとして登録します。- コンソールの左側のフレームで「デプロイメント」フォルダを開き、「Webアプリケーション」アイコンをクリックします。
- 「新しいWebアプリケーションをインストール」をクリックし、「アプリケーションのアップロードとインストール」ページを表示します。
- ステップ1で、
simpapp
サーブレットのインストール先としてデフォルトのディレクトリを使用するか、別のディレクトリを選択します。 - ステップ2で、
simpapp
サーブレットへのパスを入力するか、「参照」を使用して選択し、「アップロード」ボタンをクリックします。
simpapp
サーブレットがWebLogicにWebアプリケーションとして登録され、Deployments¥Web Applicationsフォルダの下にアイコンが表示されます。
親トピック: サンプル・プログラムを使用する