ステップ7.フォームのデータをブラウザからポストする

HTMLページのテキスト・フィールドにデータを入力したら、「POST」ボタンをクリックして送信します。入力したデータとともに、その他のパラメータもWebLogic Serverで実行されているsimpappサーブレット・クラスに送信されます。

simpapp.htmlファイルのHTMLフォームに関する部分を以下に示します。

<form name="simpapp" action="simpapp" method="post">
<input type="hidden" name="SVCNAME" value="TOUPPER">

<table bgcolor=#dddddd border=1>
<tr>
<td>Type some text here and click the Post button:
<input type="text" name="string">
</td></tr>

<tr>
<td align=center><input type="submit" value="Post!">
</td></tr>

このHTMLフォームでは、ユーザー入力フィールドと非表示フィールドの2つの入力フィールドが指定されています。この例では、非表示フィールドの値により、起動するTuxedoサービスの名前が指定されます。Tuxedoサービスの名前をHTMLページに入れておくと便利ですが、セキュリティ上の理由から実運用環境では推奨できません。このHTMLページでは、非表示フィールドで別のサービス名を指定するHTTPリクエストを送信できます。

ノート:

Tuxedoサービス名の大文字と小文字は区別されます。

WebLogic ServerがHTTPフォーム・リクエストを受信すると、WebLogic ServerによってsimpappサーブレットのdoPost()メソッドが起動し、フォームのデータがHttpServletRequestに渡されます。