3.6.1 Result.getValue()メソッドを使用する

メタデータ・リポジトリの定義に応じて、Tuxedoサービスのパラメータに対応するキーを指定することにより、ServletResultからデータが取り出されます。適切なgetValue()メソッドにキーを指定すると、対応する値のオブジェクトが返されます。

また、Result.getValue()メソッドは、キーのルックアップが失敗すると、デフォルト値のオブジェクトを返します。返されたオブジェクトは、Tuxedoサービスの定義に応じて適切なデータ型にキャストする必要があります。たとえば、次のコードでは、

Integer answer = (Integer) resultSet.getValue("Age",null);

キー"Age"を指定してServletResultで返された値に整数answerを設定するか、ServletResultにこのキーが存在しない場合はnullを返します。TuxedoとJavaのデータ型の対応については、「Javaのデータ型をTuxedoのデータ型に変換する」の表を参照してください。

キーに関連付けられた値の配列を指定することができます。この場合、getValue()メソッドによって、そのインスタンスにある配列の最初の要素が返されます。次のコードでは、

public Object getValue(String name, int index, Object defVal)

このメソッドのシグネチャを使用して、配列内の特定の索引指定要素を参照します。