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A Oracle Database Applianceソフトウェア構成のデフォルト

Oracle Database Applianceソフトウェア構成のデフォルト。

Oracle Database Applianceのディレクトリ・パス

Oracle Database Applianceのストレージとマウント構成ファイルのパスについて説明します。

Oracle Database Applianceのディレクトリ・パス

Oracle Database ApplianceのOracleホームは、Optimal Flexible Architectureのガイドラインに従っています。

項目 ディレクトリ・パス

Gridホーム

/u01/app/release-specific_name/gi owner

Gridベース

/u01/app/gi owner

Oracleホーム

/u01/app/odaorahome/rdbms owner/product/rdbms_version/dbhome_home_sequence_number

Oracleベース

/u01/app/odaorabase/rdbms owner

Oracleインベントリ

/u01/app/oraInventory

Java Runtime Environment (JRE)

/opt/oracle/dcs/java/release_specific_JRE_version/

Java SDK

/opt/oracle/dcs/odajavasdk/

Oracle ACFSファイル・システム

/opt/oracle/oak/pkgrepos/orapkgs/clones

Oracle Database Applianceリリース19.12以降では、Oracle DatabaseおよびOracle Grid Infrastructureのクローン・ファイルを格納するために、新しいOracle ACFSファイル・システムが作成されます。 DATAディスク・グループは、ファイル・システム用に150GBの領域を提供します。

ログ・ファイルの場所

ログ・ファイルは、コマンドライン・インタフェースとブラウザ・ユーザー・インタフェースで実行されるアクションに使用できます。また、ジョブを追跡したり、デバッグする必要がある場合に役立ちます。

Oracle Appliance Managerブラウザ・ユーザー・インタフェースを使用して、ジョブを構成するタスクを含むジョブのアクティビティを表示することもできます。 各タスクのステータスはブラウザ・ユーザー・インタフェースに表示されます。ユーザーはドリルダウンして詳細を取得できます。

サービス・リクエストを記録する場合は、すべてのログを/opt/oracle/dcs/log/opt/oracle/dcs/da/da_repoおよび/opt/oracle/dcs/dcscli/logディレクトリにアップロードします。

ログ・ファイルのパッチ適用

パッチ適用に関連する情報は、すべてディレクトリ/opt/oracle/dcs/log/dcs-agentログに記録されます。

エラー相関レポート

DCSジョブが失敗すると、エラー相関レポートが生成され、/opt/oracle/dcs/da/da_repoディレクトリで使用できます。

DCS Agentログのディレクトリ

Agent固有のアクティビティは、dcs-agentログに記録されます。

DCS Agent、コントローラおよびコマンドライン・インタフェースの出力は、ディレクトリ/opt/oracle/dcs/log/に格納されます。

コマンドライン・インタフェース・レイヤーでエラーが発生した場合は、まず/opt/oracle/dcs/dcscli/log/dcscli.logファイルに出力が表示されます。

DCSコンポーネント・ログのディレクトリ

Zookeeperのログは、ディレクトリ/opt/zookeeper/log/に格納されます。 Zookeeperのログは、zkMonitor.logzookeeper.logおよびzookeeper.outです。

MySQLのログは、ログ/opt/oracle/dcs/mysql/log/mysqldb.logに格納されます。 ログには、MySQLに関する情報(起動、シャットダウン、接続トランザクションの詳細、MySQLの実行時に発生したエラーなど)が含まれます。

ストレージのログ

ストレージに関連するアクティビティは、oakdログ・ファイルに記録されます。

/opt/oracle/oak/log/hostname/oak/oakd.log

たとえば、/opt/oracle/oak/log/myhost/oak/oakd.log

odaadmcli manage diagcollectコマンドを使用して、ストレージ・コンポーネントの診断ログを収集します。 ファイルはoakdiagディレクトリに保存されます。

/opt/oracle/oak/log/hostname/oakdiag/file name.tar.gz
たとえば、/opt/oracle/oak/log/myhost/oakdiag/oakStorage-myhost-20161120_2217.tar.gz

データ保存再プロビジョニング・ログを使用したアップグレード

odaupgradeutilユーティリティのログは、opt/oracle/oak/restore/logに格納されます。

データベースのログ

オンライン・ログは/u03/app/db_user/redo/ディレクトリに保存されます。

Oracleの高速リカバリ領域(FRA)は、/u03/app/db_user/fast_recovery_areaディレクトリに配置されます。

データベース・アラート・ログは、$ORACLE_BASE/diag/rdbms/database_unique_nameに格納されます。

Oracle Auto Service Request (Oracle ASR)のログ・ファイル

Oracle ASRのすべてのログ・ファイルは/var/opt/asrmanager/log/ディレクトリ内にあります。

Oracle Database ApplianceのOracleグループおよびユーザー構成

アプライアンスのデプロイ時に作成されたグループとデフォルトのユーザーを確認します。 すべてのパスワードは、デプロイ時に定義するパスワードに設定されます。

デフォルトのオペレーティング・システム・グループおよびユーザー構成

表A-1 Oracle Database Applianceのデフォルトのオペレーティング・システム・グループおよびユーザー構成

グループおよびユーザー デフォルト値

Oracle Grid Infrastructureインストール所有者

grid、UID 1001

Oracle Databaseインストール所有者

oracle、UID 1000

Oracle Databaseシステム管理者

sys

Oracle Database汎用管理者

system

Oracleインベントリのシステム権限グループ

oinstall、GID 1001

Oracle ASM管理者のシステム権限

asmadmin、GID 1004

Oracle ASMユーザーのシステム権限

asmdba、GID 1006

Oracle ASMオペレータのシステム権限

asmoper、GID 1005

Oracle Database管理者のシステム権限

dba、GID 1003

Oracle Databaseオペレータのシステム権限

dbaoper、GID 1002

Oracleグループおよびユーザー構成

ブラウザ・ユーザー・インタフェースまたはodacli create-applianceコマンドとJSONファイルを使用してアプライアンスをデプロイできます。 次の構成がサポートされています。

  • 2人のユーザーと6つのグループ(オペレーティング・システムのロール分離)

  • 単一ユーザーと6つのグループ(オペレーティング・システムのロール分離なし)

  • 単一ユーザーと2つのグループ(オペレーティング・システムのロール分離なし)

groupnameusernameおよびUIDをカスタマイズできます。