3.4.7.4 ワークスペース管理者および開発者アカウントに対するセキュリティ設定の構成

ワークスペース管理者および開発者アカウントに対するセキュリティ設定を管理します。

ワークスペース管理者およびワークスペース開発者アカウントに対するセキュリティ制御を構成するには:

  1. APEX管理サービスにサインインします。
  2. 「インスタンスの管理」をクリックします。
  3. 「インスタンスの設定」で、「セキュリティ」をクリックします。
  4. 「開発環境設定」で、次の属性を構成します。
    1. ユーザー名の検証式 - 開発者と管理者のユーザー名を検証する正規表現を入力します。検証をバイパスする場合は、*を入力します。次の例では、ユーザー名が電子メール・アドレスであることを検証します。

      ^[[:alnum:]._%-]+@[[:alnum:].-]+\.[[:alpha:]]{2,4}$

    2. ユーザー・アカウントの有効期限およびロックが必要 - APEXアカウント管理インタフェースを使用して作成したエンド・ユーザー・アカウントに適用します。「はい」を選択すると、ワークスペース全体でAPEXユーザー・アカウントの有効期限およびロック機能が有効になります。この選択により、同じ機能をワークスペースレベルで無効にできなくなります。「いいえ」を選択すると、各ワークスペース管理者に対して制御は行われません。 
    3. 許可されるログイン失敗の最大回数 - 開発者アカウントまたは管理者アカウントがロックされるまでに許可される認証の連続失敗の最大回数を整数で入力します。このフィールドの値を指定しない場合は、デフォルト値の4が設定されます。

      この設定は管理者および開発者アカウントに適用されます。エンド・ユーザー・アカウントには適用されません。ワークスペース管理者が値を指定しない場合は、ここで入力した値がワークスペースレベルの「許可されるログイン失敗の最大回数」プリファレンスのデフォルトとして使用されます。このプリファレンスは各ワークスペース内のエンド・ユーザー・アカウントで使用されます。

    4. アカウント・パスワード・ライフタイム(日) - アカウントの期限が切れるまでに開発者または管理者アカウント・パスワードを使用できる最大日数を入力します。このフィールドの値を指定しない場合は、デフォルト値の45日が設定されます。

      この設定はAPEX管理および開発環境へのアクセスに使用するアカウントにのみ適用されます。エンド・ユーザー・アカウントには適用されません。入力した値がデフォルトのワークスペースレベルの「エンド・ユーザー・アカウント・ライフタイム」プリファレンスとして使用されます。ワークスペース管理者はこの値を変更できます。ワークスペースレベルのプリファレンスは、そのワークスペース内のアカウントに適用されます。

  5. 「変更の適用」をクリックします。