C.3.1.4 APEXリリースのスキーマの削除

以前のリリースに戻した後で、Oracle APEXのスキーマを削除します。

C.3.1.4.1 非CDBからのAPEXリリース22.2のスキーマの削除

SQL*Plusを起動し、データベースに接続し、DROP USER APEX_220200 CASCADE;コマンドを実行します。

非CDBからリリース22.2のスキーマを削除するには:

  1. SQL*Plusを起動し、APEXがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
  2. 次のコマンドを実行します。
    DROP USER APEX_220200 CASCADE;

    APEX 22.2のスキーマを削除した後に、再度アップグレードを試みることができるようになりました。

C.3.1.4.2 CDBからのAPEXリリース22.2のスキーマの削除

テキスト・ファイルを作成し、SQL*Plusを起動し、データベースに接続し、@remove_apx222_usr.sqlを実行します。

CDBからリリース22.2のスキーマを削除するには:

  1. remove_apx222_usr1.sqlという名前で、次の内容を含む新しいテキスト・ファイルを作成します。
    alter session set current_schema = SYS;
    drop user APEX_220200 cascade;
  2. remove_apx222_usr.sqlという名前で、次の内容を含む2つ目の新しいテキスト・ファイルを作成します。
    set define '^'
    whenever sqlerror exit
    column :xe_home new_value OH_HOME NOPRINT
    variable xe_home varchar2(255)
     
    set serverout on
    begin
    -- get oracle_home
        sys.dbms_system.get_env('ORACLE_HOME',:xe_home);
        if length(:xe_home) = 0 then
            sys.dbms_output.put_line(lpad('-',80,'-'));
            raise_application_error (
                -20001,
                'Oracle Home environment variable not set' );
        end if;
    end;
    /
    whenever sqlerror continue
     
    set termout off
    select :xe_home from sys.dual;
    set termout on
    host ^OH_HOME/perl/bin/perl -I ^OH_HOME/rdbms/admin ^OH_HOME/rdbms/admin/catcon.pl -b
          remove_apx222_usr remove_apx222_usr.sql
  3. SQL*Plusを起動し、APEXがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。
    • Windowsの場合:

      SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
    • UNIXおよびLinuxの場合:

      $ sqlplus /nolog
      SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
      Enter password: SYS_password
  4. 次のコマンドを実行します。
    @remove_apx222_usr.sql

    APEX 22.2のスキーマを削除した後に、再度アップグレードを試みることができるようになりました。