2 始める前に

次のトピックを確認して、このバージョンのOracle APEXへの準備ができていることを確認してください。

2.1 Oracle Database要件

Oracle APEXリリース22.2には、Oracle Databaseリリース12.1.0.2以降(Enterprise Edition (EE)やExpress Edition (Oracle Database XE)など)が必要です。

ノート:

「データ・パッケージ」インストール・スクリプト・タイプにはOracle Database 18c以降が必要です。

関連項目:

Oracle APEXインストレーション・ガイドOracle APEXのインストール要件

2.2 ブラウザ要件

Oracle APEXでは、JavaScript対応のブラウザが必要であり、Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple SafariおよびMicrosoft Edgeの現在および以前のメジャー・リリースがサポートされています。

2.3 リリース番号の規則について

Oracle APEXの新規リリースは、カレンダ年に対応しています。

2018年のリリース18.1および18.2以降では、APEXのリリース番号はカレンダ年に対応しています。

また、APEXでは完全リリースしか提供されなくなり、パッチ・セット・リリース(5.1.1など)は提供されなくなりました。パッチ・セットのリリースを消去すると、既存のインストールを更新する際の停止時間が短縮されます。APEXアーキテクチャでは、必要に応じて開発者がリリースを元に戻すこともできます。

大きい欠陥については、今後もパッチ・セットの例外(PSE)が提供される場合があります。PSEの詳細は、Oracle APEX 22.2の既知の問題ページまたは以前のリリースの以前のリリースのアーカイブを参照してください。

2.4 最新リリースのチェックについて

Oracle APEXは、Oracle Databaseよりも頻繁にリリースされます。最新のリリースに関する情報またはダウンロードについては、次の場所を参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/apex/downloads/index.html

2.5 最新のOracle APEXリリースへのアップグレードについて

Oracle APEXをすでにインストールしてある場合は、入手可能な最新バージョンに定期的にアップグレードすることをお薦めします。

詳細は、Oracle APEXインストレーション・ガイド前のOracle APEXリリースからのアップグレードを参照してください。

2.6 リリース・バージョンの確認について

現在実行しているOracle APEXのリリースを確認するには、次のいずれかを実行します。

  • ワークスペースのホームページで、リリース番号を表示します:
    • APEXにサインインします。

      ワークスペースのホームページが表示されます。現在のリリース・バージョンが右下隅に表示されます。

  • 次のように、APEXについてページを表示します。
    1. APEXにサインインします。

      ワークスペースのホームページが表示されます。

    2. ページ上部の「ヘルプ」メニューをクリックし、「情報」を選択します。

      APEXについてページが表示されます。

関連項目:

Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド開発環境へのアクセスの概要

2.8 Oracle Databaseバージョン12cのCDBからアップグレードする場合の重要情報

Oracle Database 12c リリース1 (12.1)マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)をアップグレードする場合は、My Oracle SupportからOracle Bug#20618595用のパッチをダウンロードして、データベースに適用する必要があります。このパッチを検索するには、「パッチ」タブで「20618595」を検索します。