4 変更された動作

このリリースで変更された動作を次に示します。

4.1 改善された「オートコンプリートが有効なテキスト・フィールド」

「オートコンプリートが有効なテキスト・フィールド」(旧称はOracle JET実装)がカスタムHTMLコンポーネントになりました。「オートコンプリートが有効なテキスト・フィールド」アイテムを使用するアプリケーションは、新しいカスタムHTMLコンポーネントに自動的に切り替えられます。以前のOracle JET実装を使用して、オートコンプリートが有効なテキスト・フィールドを作成することはできなくなりました。

アイテムの改善

この変更により、「オートコンプリートが有効なテキスト・フィールド」に次のことが含まれるようになりました。
  • 遅延ロードでない場合の、PDの「リスト内の最大値」のサポート(現在は「入力時にフェッチ」という名前)
  • 「LOVタイプ」共有LOVであるの場合の、アイコンのサポート
  • カスケードLOVのサポート
  • 「入力時にフェッチ」「False」である場合の、動的アクションのリフレッシュのサポート
  • 視覚的な改善:
    • サーバーからのフェッチ時にAPEXがデータ取得中であることを示すためのプレースホルダ
    • 検索の同期時(「入力時にフェッチ」「False」である場合)またはスマート・フィルタ使用時にドロップダウンのフラッシュがない

変更されたアイテム動作

この更新により、「オートコンプリートが有効なテキスト・フィールド」アイテムの動作が一部変更されています。
  • 動的アクション・イベントの「オートコンプリートが有効なテキスト・フィールド (ojupdate)がchangeイベントに置き換えられています。
    • 「オートコンプリートが有効なテキスト・フィールドを使用する既存の動的アクションが自動的にchangeイベントに移行されます。
    • この新しいchangeイベントは、ユーザーが何らかの方法(入力など)でオートコンプリートを変更するとトリガーされます。これは、ユーザーが候補を選択したときにのみトリガーされていた、ojupdateイベントを改善したものです。
  • この新しいアイテム実装はカスタムHTMLコンポーネントであるため、「カスタム属性」ページ・デザイナ・プロパティでHTML属性スタイルを使用しても内部入力要素はスタイル設定されません。入力要素のスタイル設定は、サポートも推奨もされていません。
  • リリースが変わると、HTMLマークアップが予告なく変更される場合があります。
  • 属性「遅延ロード」「入力時にフェッチ」になりました。
  • 値リストがStaticまたはSharedに設定されている場合、戻り列のみがアイテムに値を提供します。

4.2 カレンダ・リージョン

このリリースでは、非推奨のFullCalendar v3が使用されているしてカレンダ・リージョンは、自動的にFullCalendar v5に移行されます。カスタムJavaScriptのカスタマイズはコメント・アウトされます。詳細は、APEX 21.1のカレンダ・リージョン・アップグレード・ガイドを参照してください。

4.3 ドロワーとしてのモーダル・ページの作成

「アプリケーションの作成」ウィザードで、デフォルトで「フォーム」ページが「ドロワー」として作成されるようになりました。「ウィザードのページ」のタイプを追加する以外、これを変更するオプションはありません。

アプリケーション・テーマに「ドロワー」ページ・テンプレートが含まれている場合は、「ページの作成」ウィザードで、デフォルトで「フォーム・ページ・モード」が「ドロワー」になります。「ドロワー」ページ・モードの場合は、APEXで、「モーダル・ダイアログ」としてページが作成され、「ドロワー」ダイアログ・テンプレートが使用されます。このデフォルト動作を上書きするには、「ページの作成」ウィザードから目的のページ・モードを選択します。

4.4 ページ・デザイナでの動的アクションの変更点

「ページ・デザイナ」エディタでの「実行オプション」プロパティ・グループは、名前が「実行」に変更されました。「実行」グループには、次の3つの新しいエントリがあります。
  • タイプ
  • 時間
  • 即時
「イベント有効範囲」および「静的コンテナ(jQueryセレクタ)」DAプロパティは、「詳細」から「実行」に移動されています。

実行タイプ値が指定されていない動的アクションがあるアプリケーションをアップグレードした場合、その値は自動的に「即時」に設定されます。これはデフォルトの動作です。

4.5 UIの変更点

このリリースでのユーザー・インタフェースの変更点を次に示します。

  • デバッグが有効になっている場合のみ、ブラウザ・コンソールに動的アクションのデバッグ・メッセージが表示されます。以前のリリースでは、動的アクションのデバッグメッセージは必ず表示されていました。
  • ユーザーの個人設定に関係なく、「ページ・デザイナ」のギャラリにツールチップが必ず表示されるようになりました。

4.6 互換性モード

アプリケーション属性「互換性モード」により、APEXランタイム・エンジンの互換性モードを制御します。特定のランタイム動作は、リリース間で異なります。互換性モード属性を使用して、特定のアプリケーション動作を取得できます。この項では、互換性モードの変更内容をリリース別に示します。すべてのモードでの変更内容は包括的であること、つまり、古いリリースでのすべての変更内容が新しいリリースに含まれることに注意してください。

互換性モードの変更内容(モード4.1)

Oracle Application Expressリリース4.1では、アイテムのソースの列名が無効である場合、ページのレンダリング時にAutomatic DMLフォームによってエラーが生成されます。Oracle Application Expressリリース4.1以前では、アイテムのソースの列名が無効であっても、ページのレンダリング時にエラーが生成されませんでしたが、アイテムのセッション・ステートも設定されませんでした。

また、Oracle Application Expressリリース4.1では、「キャッシュ」および「フレームへの埋込み」という2つの新しいアプリケーション・セキュリティ属性があり、ブラウザ・セキュリティを制御できます。Cache属性を有効にすると、ブラウザでアプリケーションのページ・コンテンツをメモリー内とディスク上の両方のキャッシュに保存できます。Embed in Frames属性は、ブラウザのフレーム内にアプリケーションのページを表示させるかどうかを制御します。4.1より前の互換性モードで実行中のアプリケーションは、キャッシュが有効化され、「フレームへの埋込み」が許可に設定されているかのように機能します。互換性モード4.1以上で実行中のアプリケーションでは、特定のブラウザ・セキュリティ属性が考慮されます。

また、Oracle Application Expressリリース4.1では、Oracle Bug#12990445のため、行の自動処理(DML)のプロセス・タイプに次の変更が実装されました。列をINSERT文に含める必要があるかどうかを判断するように、INSERTを実行するコードが変更されました。これらは、UPDATEの前のチェックと同じチェックであることに注意してください。新しいチェックは次のとおりです。

  • ソース・タイプは「DB列」であるか。
  • ページ・アイテムはPOSTリクエストに含まれているか。たとえば、ページ・アイテムが条件付きで、ページのレンダリング中に条件がFALSEと評価された場合、POSTリクエストには含まれません。
  • ページ・アイテムは、「状態の保存」が「いいえ」に設定されている「表示のみ」タイプでないか。

これらの動作を有効化するには、「互換性モード」を4.1以上に設定します。前のリリースと一致する動作の場合は、「互換性モード」を「4.1前」に設定します。

互換性モードの変更内容(モード4.2)

Oracle Application Expressリリース4.2では、新規グリッド・レイアウトが変更されたため、ページのレンダリング時、特定の表示ポイントのすべてのリージョンが、その表示ポイントのレンダリング前に評価され、そのリージョンを表示するかどうかが特定されます(このため、グリッド・レイアウトでレンダリングする列数を決定できます)。評価の戻り値がtrueのリージョンは実行および表示されます。ただし、PL/SQLベース・リージョンがセッション・ステートを設定し、それがリージョンを表示するかどうかを決定するために後続のリージョン条件で使用されている場合には、これは機能しません。そのような状況の場合、表示ポイントがレンダリングされる前に、条件はすでにチェックされています。計算またはPL/SQLプロセスを使用して、リージョンが表示される前にセッション・ステートを設定します。前のバージョンでは、各リージョンが表示される直前に条件が評価されていました。

Oracle Application Expressリリース4.2では、プロセス・ポイントが「リージョンの前」の計算およびプロセスは、リージョンがレンダリングされる前に実行されます。プロセス・ポイントが「リージョンの後」の計算およびプロセスは、すべてのリージョンのレンダリング後に実行されます。前のバージョンでは、計算およびプロセスは、リージョン表示ポイントの「ページ・テンプレート・ボディ」(1-3)の前後に実行されていました。

Oracle Application Expressパッチ・セット4.2.2では、互換性モード4.2のために2つの新規互換性モード変更が追加されました。

  • テキスト領域が、テキスト入力を制限する「最大幅」属性を常に使用するように変更されました。
  • レポート列リンクに対してセキュリティが拡張され、リンクにJavaScriptと他のレポート列置換への参照の両方が含まれ、次のようになります。
    javascript:alert( 'Delete #NAME#' );

    前述の例で、NAMEはレポート内の列名です。

Oracle Application Expressリリース4.2.1以前では、クロスサイト・スクリプティングの脆弱性から保護するために、レポート・ソースの列値を明示的にエスケープして、JavaScriptリンクで安全に使用できるようにする必要がありました。互換性モード4.2で実行する場合、列が特殊文字をエスケープするように定義されていると、Oracle Application ExpressはJavaScriptリンクで参照されている列名置換をJavaScriptで自動的にエスケープします。

これを修正するために、Oracleでは、JavaScriptで手作業で記述したエスケープをレポート・ソースから削除し、ネイティブ・エスケープを使用することをお薦めします。

互換性モードの変更内容(モード5.0)

Oracle Application Expressリリース5.0では、#WORKSPACE_IMAGES#を使用して静的アプリケーション・ファイルを参照した場合に、アプリケーション・ファイルが返されなくなりました。かわりに、#APP_IMAGES#を使用します。

wwv_flow_custom_auth_std.logoutwwv_flow_custom_auth_std.logout_then_go_to_pagewwv_flow_custom_auth_std.logout_then_go_to_urlおよびapex_custom_auth.logoutのAPIコールはサポートされなくなり、Oracle Application Expressセッションからログアウトするかわりに実行時エラーが生成されます。apex_authentication.logoutエントリ・ポイントをかわりに使用します。

リリース5.0以前では、データのアップロードを使用する開発者には、日付書式を選択するオプションが提供されていませんでした。かわりに、パーサーがユーザーのエントリに最適な書式を選択していたか、エンド・ユーザーがユーザー独自の書式を入力できました。Oracle Application Expressリリース5.0に含められた新しいアイテムにより、ユーザーは、アプリケーションの日付書式か、ユーザーが入力した書式を選択できます。リリース5.0より前に作成されたアプリケーションにはアイテムがないため、5.0の互換性モードでは、ユーザーがデータを入力したかどうかがチェックされます。データが入力されていない場合は、アプリケーションの日付書式が適用されます。

セッション・タイムアウトが発生し、タイムアウトURLが指定されていない場合、Oracle Application Expressはアプリケーションのホームページにリダイレクトするかわりにエラーを生成します。Ajaxリクエストのセッション設定が失敗した場合も、Oracle Application Expressはエラーを生成します。JSONを想定するAjaxリクエストの場合、応答は、エラーについて説明するメンバーを含むJSON文字列となります。他のリクエストの場合、エラーはエラー・ページに表示されます。

属性「使用されるソース」が「セッション・ステートの値がNULLの場合のみ」に設定されているデータベース列に基づくページ・アイテムは、そのページ・アイテムがレンダリングされるとエラーを生成します。複数のレコードを表示および保存する場合、この設定をデータベース列に使用することは非常に危険であり、誤ってデータを上書きする可能性があります。常に「使用されるソース」属性を「セッション・ステートの既存の値を常に置換」に設定してください。

互換性モードの変更内容(モード5.1/18.1/18.2)

Oracle Application Expressリリース18.1では、「検証の実行」属性が「はい」に設定されているボタンをクリックすると、クライアント側の検証(必須アイテム・チェックなど)がいくつか実行され、すべての問題を修正するまでページは送信されません。以前のバージョンでは、このフラグは単にサーバー側の検証を実行するかどうかを決定するために使用されていました。

ヒント:

互換性モードを5.1/18.1/18.2に変更するときには注意してください。「取消」、「前へ」などのボタンで、「検証の実行」フラグが「はい」に誤って設定されており、「送信後」ブランチを使用している場合、このようなボタンをユーザーがクリックしても検証が実行されることはありません。この問題に対処するには、新しいクライアント側の検証を使用するか、「検証の実行」を「いいえ」に設定します。

リリース5.1では、「結果を待機」属性が「はい」に設定されているAjaxベースの動的アクションによって、非同期Ajaxコールが実行されます。5.1より前では、そのようなコールは同期的に行われます。

互換性モードの変更内容(モード19.1)

Oracle Application Express 19.1では、リッチ・テキスト・エディタによって、Max Lengthアイテム属性の検証が強制されます。HTMLマークアップの長さがMax Length値を超えると、エラー・メッセージが生成されます。

互換性モードの変更内容(モード19.2/20.1/20.2/21.1)

Oracle Application Express 19.2の「クラシック・レポート」では、空の列値は、改行なしの空白文字( )を使用するのではなく空のセルとしてレンダリングされます。

互換性モードの変更内容(モード21.2/22.1/22.2)

Oracle Application Express 21.2より前では、追加されたエラーに関係なく、現在の処理ポイントのすべてのプロセスが実行されていました。

Oracle Application Express 21.2では、プロセスでAPEX_ERROR.ADD_ERRORをコールすると、それ以降のプロセスの実行が停止し、インライン・エラーが即時に表示されます。

4.7 Oracle Databaseのネットワーク・サービスの有効化

Oracle APEXでアウトバウンド・メールの送信、Webサービスの使用、またはBI PublisherによるテンプレートベースのPDFレポートの出力を実行するには、Oracle Databaseでネットワーク・サービスを有効にする必要があります。

4.7.1 ネットワーク・サービスを有効化する場合と理由

ネットワーク・サービスを有効にすると、Oracle APEXでのアウトバウンド・メールの送信、APEXでのWebサービスの使用、BI Publisherを使用したPDFレポートの出力に対するサポートが有効になります。

Oracle Database 11gリリース2以上では、ネットワーク・サービスとの通信機能が、デフォルトで無効化されています。このため、Oracle Database 11gリリース2以降でOracle APEXを実行している場合は、新しいDBMS_NETWORK_ACL_ADMINパッケージを使用して、APEX_220200データベース・ユーザーにすべてのホストに対する接続権限を付与する必要があります。これらの権限の付与に失敗すると、次の場合に問題が発生します。

  • Oracle APEXでアウトバウンド・メールを送信する。

    ユーザーは、APEX_MAILパッケージのメソッドをコールできますが、アウトバウンド電子メールの送信時に問題が発生します。

  • APEXからWebサービスを使用する。
  • APEXからアウトバウンドLDAPコールを実行する。
  • BI Publisherを使用してPDFレポートを出力する。

ノート:

古いAPEXバージョンの構成に基づいて12c以上のデータベース上でAPEXをアップグレードすると、アップグレードによってネットワーク・サービスが自動的に構成されます。

ヒント:

このセクションで示されている例を実行するには、データベースのcompatible初期化パラメータが11.1.0.0.0以上に設定されている必要があります。11gまたは12cのデータベースでは、デフォルトで、パラメータが事前に適切に設定されますが、以前のバージョンから11gまたは12cにアップグレードされたデータベースではそうでない場合があります。データベース初期化パラメータの変更の詳細は、Oracle Multitenant管理者ガイドデータベースの互換性レベルの指定を参照してください。

関連項目:

Oracle APEXアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドレポートの印刷について

4.7.2 Oracle Database 12c以上での接続権限の付与

DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN内のプロシージャCREATE_ACLASSIGN_ACLADD_PRIVILEGEおよびCHECK_PRIVILEGEは、Oracle Database 12cでは非推奨となっています。APPEND_HOST_ACEを使用することをお薦めします。

次の例では、APEX_220200データベース・ユーザーに対して任意のホストへの接続権限を付与する方法を示します。この例では、Oracle APEXがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されたSYSとして接続していると想定しています。

BEGIN
    DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.APPEND_HOST_ACE(
        host => '*',
        ace => xs$ace_type(privilege_list => xs$name_list('connect'),
                           principal_name => 'APEX_220200',
                           principal_type => xs_acl.ptype_db));
END;
/

次の例は、ローカル・ネットワーク・リソースへのアクセス権について、より少ない権限を付与する方法を示しています。この例では、電子メール・サーバーやレポート・サーバーなど、ローカル・ホストのサーバーへのアクセスのみを有効にします。

BEGIN
    DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.APPEND_HOST_ACE(
        host => 'localhost',
        ace => xs$ace_type(privilege_list => xs$name_list('connect'),
                           principal_name => 'APEX_220200',
                           principal_type => xs_acl.ptype_db));
END;
/

4.7.3 無効なACLエラーのトラブルシューティング

問合せを実行して、無効なACLエラーがある場合に特定する方法を学習します。

前述のスクリプトを実行した後にORA-44416: 無効なACLのエラーが表示された場合は、次の問合せを使用して、無効なACLを特定します。

REM Show the dangling references to dropped users in the ACL that is assigned
REM to '*'.

SELECT ACL, PRINCIPAL
  FROM DBA_NETWORK_ACLS NACL, XDS_ACE ACE
 WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL AND
       NACL.ACLID = ACE.ACLID AND
       NOT EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS WHERE USERNAME = PRINCIPAL);

次に、次のコードを実行してACLを修正します。

DECLARE
  ACL_ID   RAW(16);
  CNT      NUMBER;
BEGIN
  -- Look for the object ID of the ACL currently assigned to '*'
  SELECT ACLID INTO ACL_ID FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;

  -- If just some users referenced in the ACL are invalid, remove just those
  -- users in the ACL. Otherwise, drop the ACL completely.
  SELECT COUNT(PRINCIPAL) INTO CNT FROM XDS_ACE
   WHERE ACLID = ACL_ID AND
         EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS WHERE USERNAME = PRINCIPAL);

  IF (CNT > 0) THEN

    FOR R IN (SELECT PRINCIPAL FROM XDS_ACE
               WHERE ACLID = ACL_ID AND
                     NOT EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS
                                  WHERE USERNAME = PRINCIPAL)) LOOP
      UPDATE XDB.XDB$ACL
         SET OBJECT_VALUE =
               DELETEXML(OBJECT_VALUE,
                         '/ACL/ACE[PRINCIPAL="'||R.PRINCIPAL||'"]')
       WHERE OBJECT_ID = ACL_ID;
    END LOOP;

  ELSE
    DELETE FROM XDB.XDB$ACL WHERE OBJECT_ID = ACL_ID;
  END IF;

END;
/

REM commit the changes.

COMMIT;

ACLを修正した後は、この項の最初のスクリプトを実行してAPEX_220200ユーザーにそのACLを適用する必要があります。