3.2.3.5.7 データストアの削除
ore.delete
関数を使用すると、OML4Rデータストアのオブジェクトを削除、またはデータストア自身を削除できます。
データストアを削除するには、名前を指定します。データストアから1つ以上のオブジェクトを削除するには、list
引数を指定します。ore.delete
関数は、削除したオブジェクトまたはデータストアの名前を返します。
データストアを削除すると、OML4Rは、削除したデータストアでRオブジェクトによって参照されていたすべての一時データベース・オブジェクトを破棄します。Rオブジェクトを複数のデータストアに保存していた場合、OML4Rは、データストア内のオブジェクトが一時データベース・オブジェクトを参照していない場合にのみ、一時データベース・オブジェクトを破棄します。
例3-23 ore.delete関数の使用方法
この例では、ore.delete
を使用して、データストアからオブジェクトを削除した後、データストア全体を削除する方法を示します。この例では、例3-18で作成したオブジェクトを使用します。
# Delete the df2 object from the ds1 datastore. ore.delete("ds1", list = "df2") # Delete the datastore named ds1. ore.delete("ds1")例3-23のリスト
R> # Delete the df2 object from the ds1 datastore.
R> ore.delete("ds1", list = "df2")[1] "df2"
R> # Delete the datastore named ds1.
R> ore.delete("ds1")
[1] "ds1"
親トピック: データベースでのRオブジェクトの保存および管理