1.1.2.3 ネイティブWSDFからWSDLファイルの生成
Oracle TuxedoのネイティブWSDFが作成されたら、SALT WSDLの生成ユーティリティtmwsdlgen
を使用して、対応するWSDLファイルを生成できます。次のサンプル・コマンドでは、「app1.wsdf」
というWSDF
から「app1.wsdl」
というWSDLファイルを生成します。
tmwsdlgen -c app1.wsdf -o app1.wsdl
ノート:
tmwsdlgenを実行する前に、TUXCONFIG
環境変数を正しく設定し、TMMETADATAを使用して関連するOracle Tuxedoアプリケーションを起動する必要があります。
または、「-o
」オプションを使用して出力WSDLファイル名を指定できます。指定しない場合、tmwsdlgenは、デフォルト値として「tuxedo.wsdl」
という名前のWSDLファイルを作成します。
ネイティブWSDFファイルに、CARRAY
バッファを使用するOracle Tuxedoサービスが含まれている場合、CARRAY
バッファ・マッピングに対して別のスタイルのWSDLファイルを生成するためにtmwsdlgenオプションを指定できます。デフォルトでは、CARRAY
バッファがSOAPメッセージでxsd:base64Binary
XMLデータ型としてマップされています。詳細は、『SALT Webサービスのプログラミング』のデータ型のマッピングとメッセージ変換に関する項、および『SALTリファレンス・ガイド』のtmwsdlgen関する項を参照してください。
親トピック: ネイティブOracle Tuxedoサービスの構成