1.1.7.3.2.8 Oracle Tuxedo SecurityでのSAML要素のマッピング

次の表に、オプションのSAMLアサーション要素が提示する必要があるものをリストします。

表1-10 オプションのSAMLアサーション要素

Oracle TuxedoセキュリティとSAMLアサーションの対応
Oracle Tuxedoセキュリティ・レベル 他の必須SAMLアサーション要素 アクセス・プリンシパル
NONE なし 匿名、Subject/NameID
APP_PW なし 匿名、Subject/NameID
USER_PW Subject Subject/NameID
ACL Subject Subject/NameID
MANDATORY_ACL Subject Subject/NameID

NONEAPP_PWの例では、オプションの要素「Subject」が存在する場合、Oracle Tuxedoにアクセスするのに「NameID」が使用されます。オプションの「Subject」要素が存在しない場合、クライアントは匿名ユーザー・アイデンティティでOracle Tuxedoにアクセスするものとみなされます。匿名アクセスが許可されない(つまり匿名に対する資格証明マッピングがない)場合、リクエストは失敗します。

SAMLアサーションが「Subject」要素を含まず、TuxedoのSECURITY レベルがUSER_PW、ACL、またはMANDATORY_ACLに構成されている場合、リクエストは拒否されます。