1.1.7.3.2 SAMLキー・ファイル
信頼できるSAMLアサーション発行者の公開キー証明書は、$APPDIRディレクトリに存在する必要があります。これらの証明書は、PEM形式である必要があります。証明書の名前は、発行者の名前が反映されている必要があります。たとえば、発行者IDが「"ws_1"
」の場合、証明書名はws_1.pem
である必要があります。
ただし、発行者名が長い場合、PEM
ファイル名をかなり簡潔にしても管理者に役立つように、キー・ファイルによって、本当の発行者名とそのローカルの参照名を相互に関係付けることが可能です。
たとえば、アサーション発行者名がweb.abc.com/saml/authenticator
の場合、その公開キー証明書のPEM
ファイル名は、「www.abc.com/saml/authenticator.pem"
」でなく「abc.pem
」と名付けることができます。
これは、「/」記号がパスの区切り文字としても機能するUNIX環境の場合に特に有効です。そのような混乱が起こる可能性がある場合、この変換は必須です。
キー・ファイル名は、saml_key.meta
に固定されます。「CertPath
」で指定されたのと同じファイル・フォルダにあるはずです。このファイルはXML形式であり、ファイル・システムで保護されている必要があります。
この項には次の情報が含まれます: