4.3.2 Oracle Tuxedo発信呼出しのプログラミング: メイン・ステップ
GWWSを起動してSALTのプロキシ・サービスを通知する場合は、Oracle Tuxedoアプリケーションを作成して、このサービスを呼び出すことができます。SALTのプロキシ・サービスをアクセスするプログラムを開発するには、次の手順に従います。
- SALTのプロキシ・サービス・インタフェースについてはOracle Tuxedoサービス・メタデータ・リポジトリの定義をチェックします。
- 生成されたFML32フィールド表ファイルを探します。フィールド名の競合を回避するためにFML32フィールド表を変更して、索引の有効なベース数を割り当てます。
ノート:
GWWSは、wsdlcvt
を使用して生成されたFML32フィールド表ファイルを常に使用します。フィールド名が一意であることをシステム・レベルで確認する必要があります。2つまたは複数のフィールドは同じフィールド名と関連つけられている場合、フィールド名を変更します。変更したフィールド名に従って、Oracle Tuxedoサービス・メタデータ・リポジトリの定義も変更するようにしてください。生成されたFML32フィールド表のフィールド・インデックスのベース数は、無効なデフォルト値から有効な値に変更する必要があり、表のすべてのフィールド・インデックスは全体のシステム・レベルで一意であるかを確認できます。 - mkfldhdr32(1)を使用して
FML32
ヘッダー・ファイルを生成します - 正しい
FML32
環境変数の設定でGWWSを起動します。 - クライアントが発信サービスを呼び出すためのスケルトンCソース・ファイルを記述します(Oracle TuxedoドキュメントとOracle Tuxedoサービス・メタデータ・リポジトリで生成された擬似コードを必要に応じて参照してください)。同期または非同期通信に対して、要件に応じて
tpcall(1)
またはtpacall(1)
を使用できます。 FML32
バッファについては、FML32フィールドのシーケンスやオカレンスなど、Oracle Tuxedoサービス・メタデータ・リポジトリで定義された各FML32フィールド(対応するSALTのプロキシ・サービスの入力バッファの詳細に準拠する)を追加する必要があります。フィールド名を参照するには、生成されたヘッダー・ファイルをクライアント・ソースに追加することができます。- 入力バッファを準備しておきます。メタデータで定義されたタイプと同じタイプの返されたバッファを処理できます。
- 実行ファイルを生成するには、ソースをコンパイルします。
- 実行ファイルをテストします。
親トピック: SALTのプロキシ・サービスの呼出し