10.7 会計残高の取込み
AFCSには、ご使用のERP Financials Cloud ServiceからGL残高を抽出してAFCSに取り込むための事前定義済プロセスがあります。これを行うには、GL残高プロセスを実行します。
AFCSは、Financials CloudからのジャーナルとGL残高の取込みをまたいだ、基準日の実行時設定をサポートしています。ジャーナル・データの場合は、さらにAFCS記帳日が、実行時に設定された基準日、およびERP会計日に基づいて設定されます。
次のロジックが適用されます:
- 基準日は、実行時パラメータとして指定されます。
- ジャーナル・データに関連する場合:
- ERP会計日が実行時の基準日以降の場合。
- 基準日と記帳日は、両方ともERP会計日に設定されます。
- ERP会計日が実行時の基準日よりも前である場合。
- 基準日は、指定した基準日に設定されます。
- 記帳日は、ERP会計日に設定されます(過去日付の仕訳明細を示す)。
- GL残高データに関連する場合:
- AFCSの基準日は、指定した実行時の基準日として記録されます。
- GL残高抽出ジョブでは、以前の日付の残高の抽出は許可されません。