14.10 管理元帳の金融商品単位の初期会計残高
管理元帳の初期残高は、データ・ファイルを介して取り込むことができ、その後は自動プロセスによって取り込まれます。初期残高の数値は、総勘定元帳および顧客口座識別、ならびに一般会計勘定科目体系に関連するその他のセグメント値によって提供される必要があります。
初期残高情報は、会計エントリ・ステージング・エンティティによって、次のように提供される必要があります:
- 資産、費用および相殺負債GL勘定科目タイプに対する残高には、DR仕訳明細としてフラグを設定する必要があります。
- 負債、収益、資本および相殺資産に対する残高には、CR仕訳明細としてフラグを設定する必要があります
ノート:
- 残高情報は、指定の入力通貨および機能通貨で提供される必要があります。
- 残高情報は、サービスで提供されるプロセス・パイプラインのゼロ日目の残高計算によって提供される必要があります。
- 初期残高情報の取込みは、1回のみ行われる必要があります。
- 提供される初期残高情報は日次残高(前述のプロセス・パイプラインの実行時に指定された残高基準日)に限定されます。期間累計および期間累計平均残高の数値を初期残高情報の一部として提供することはできません。