19.18.6 マップ・レベルの突合
マップ・レベルの突合では、すべてのPPにわたり、各突合ディメンション・ノード・レベルにおけるGLデータおよびPPデータ間の差異が特定されます。GLレベルの突合とは異なり、マップ・レベルの突合は、GLコードを無視し、突合ディメンションを考慮して、突合定義の集計レベルで計算されます。マップ・レベルの突合は、単独または連結いずれかの法的エンティティ・レベルで適用されます。単独レベルの場合は、特定の法的エンティティから発生するエクスポージャが選択されます。連結レベルの場合は、選択された法的エンティティおよびその子エンティティで発生するエクスポージャ(GL構造によってはグループ内エクスポージャを除く)が選択されます。
ノート:
マップ・レベルの突合では、両方の側で実際に選択されるデータが同じになるように、PPデータに対して適切なフィルタを選択する必要があります。「MSG」という1つの追加ノード値を持つ、GL階層データを作成する必要があります。この子ノードを「MSG」として指定し、ノードの名前を「Missing」に設定できます。アプリケーションで取得される一般会計階層のルート・ノードの下に、このノードを追加します。
調整入力配賦は、選択された突合タイプによって異なります。マップ・レベルの突合では、定義が実行された後に、突合(一般会計–商品プロセッサ・レベルの突合)の過程で検出された差異が調整入力表で報告されます。この表には、実行されたマップの調整が必要な入力すべてが示されます。金額の差異は、商品プロセッサまたは外部表のいずれかに転記できます。調整配賦は自動でも手動でも行えます。