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14.5.3 再評価プロセスの使用および実行
必ず、階層を再保存してから、残高計算管理元帳プロセスの使用および実行に進んでください。
プロセス・オーケストレーションで再評価プロセス(残高再評価管理元帳プロセス)を作成および実行するには、次を実行します:
- 残高再評価(残高再評価管理元帳プロセス)パイプラインにアクセスするには、ホーム・ページで「Process Orchestration」を選択します。「Process Modeller」ページが表示されます。
- 「Process Modeller」ページで、「Balance Revaluation Management Ledger」プロセスを検索して選択します。 「Process Flow」ページが表示されます。このプロセス・フローは、フローティング・ツールバーで使用可能な遷移、活動およびウィジェット・コンポーネントを使用して、描画キャンバスで設計されます。「Balance Computation」ウィジェットは、「残高再評価の設定」の項で設定した「Assets」、「Liabilities」、「Expenses」、「Revenue」、「Gains」、「Losses」、「Contra Asset」、「Contra Liability」、「Owner's Equity」などの各GLタイプ活動に使用されます。活動は、GLタイプごとに実行で繰り返され、並行して実行されます。
- 活動の詳細を表示するには、活動をダブルクリックします。その活動に関連する詳細、遷移および通知が表示されます。GenerateOffsetsタスクのGLタイプは、NULLまたは空白である必要があります。描画キャンバスで、定義、データ・フィールドおよびアプリケーション・ルールを選択して詳細を表示できます。
- 実行を開始するには、「Process」ページまたは「Process Modeller」ページの「Execution」ボタンを使用して、実行パラメータ値を選択します。
- 「Process Modeller」ページに移動して実行を開始します。実行する必要がある残高再評価管理元帳実行プロセスに対応するメニュー・ボタンをクリックします。「Execute Run」をクリックします。「Execution」ページが表示されます。
- 「Execution」ページで、パラメータを指定して実行を開始するには、「Execution Type」リストで「With Parameters」を選択します。次のように、それぞれのフィールドについて目的の値を選択または入力します:
表 14-3 残高再評価管理元帳プロセス - 「Execution」ページのフィールド名および摘要
フィールド名 摘要または指示 Rate Data Origin これは、為替レート値のソースです。 抽出日 カレンダ・ボタンを使用して、パイプラインの抽出日または実行日を選択します。 Currency 「Link」ボタンを使用して、ターゲット表でのデータ値設定中に金額を計算するために使用する通貨コードを選択します。 ノート:
再評価実行は、すべての通貨に対して開始できます。これは、ユーザーがすべての通貨の残高再評価を一度に実行するのに役立ちます。これを有効にするには、通貨階層ブラウザの「Currency for Balance Computation」タブで「Default Currency」オプションを選択し、「OK」をクリックします。ノート:
導出通貨レートを適用する必要がある場合は、再評価パイプラインを2回実行する必要があります(為替レートのソースとしてレート発生元を指定して1回実行し、3通貨変換レートについて「Derived」を指定してもう1回実行する)。データ・ソース リンク・ボタンを使用して、必要なデータ・ソースを「Available Values」リストから選択して「Selected Values」リストに移動し、「OK」をクリックします。 Rate Version 目的のレート・バージョンを選択します。 Rate Type ドロップダウン・リストからレート・タイプを選択します。オプションは次のとおりです:
· Average
· Spot
· Start of the Period
· End of the Period
- 詳細を保存して実行を開始するには、「Apply」ボタンをクリックします。実行が開始されます。
ノート:
実行パイプラインの実行は、選択した抽出日を使用してトリガーされます。プロセスの詳細は、「プロセスの管理」の項を参照してください。
- 残高再評価管理元帳プロセスの実行を確認するには、次を実行します:
- 「Process Monitor」ページをオープンするには、「Process Modeller」ページで「Process Monitor」ボタンをクリックするか、「Process Modeller」ページの「Process」メニューで「Process Flow Monitor」を選択します。
- 「Process Monitor」ページが表示され、残高再評価管理元帳プロセスに対応するすべての実行インスタンスがリストされます。「Process Monitor」ページで、プロセスID、またはプロセス名「Balance Revaluation Management Ledger」で検索し、実行された目的の実行パイプライン(プロセス)のプロセス・インスタンスを選択します。
- 「Process Flow」ページが、残高計算管理元帳プロセスの各ノードの実行ステータスとともに表示されます。
- 実行ログを確認するには、次を実行します:
- 「Process Monitor」ページで、実行ログを確認する必要がある目的のプロセス・インスタンスをクリックします。
- ノードの実行ステータスの詳細を表示するには、そのノードをダブルクリックします。実行ステータスの詳細ページが表示されます。「Execution Logs」をクリックします。
プロセス・インスタンスに関連するすべてのログをリストした「Log Viewer」ページが表示されます。ログ・エントリの詳細情報を表示するには、「Show More」ボタンをクリックします。「Log Viewer」ページの外側をクリックしてクローズします。