6.1 カタログ拡張プロセス・ワークフロー

カタログ拡張プロセス・ワークフローは、次のとおりです:

図6-1 カタログ拡張プロセス・ワークフロー


このイメージは、カタログ拡張のプロセスを示しています

  • 分析
    • データ・カタログの既存の詳細に基づいて要件を分析します。
    • カタログ・ビューアを使用して、既存のビジネス用語、論理エンティティおよびそのプロパティを理解します。
  • レビュー
    • ギャップのリストを準備します – 追加のビジネス用語、ディメンション、ファクト拡張およびその他の関連付けられたプロパティ。
    • ギャップのリストを文書化します – 拡張のタイプおよび目的に基づいたグループ。
    • ギャップのリストをレビューして、提案された追加が一貫しており、データ・カタログ拡張原則および命名標準に従っているかどうかを確認します。
  • 文書化
    • 拡張の目的に基づいて、問題管理者が問題(カタログ拡張カテゴリ)をログに記録します。問題をログに記録する方法の詳細は、問題の項を参照してください。
    • 問題の拡張要件の詳細を文書化します。分析および要件文書をアップロードします。
    • 問題所有者に割り当てます。
  • 処理
    • 問題所有者は、問題の処理(カタログ拡張タイプ)を作成します。変更の各タイプに処理を定義することをお薦めします。処理の作成方法の詳細は、OFS Accounting Foundation Cloud Serviceコア機能 リリース22D処理の項を参照してください。
    • 処理詳細の変更のリストを含む文書をアップロードします。
    • 処理所有者は、変更要求のタイプに基づいてカタログ・オブジェクトを作成または拡張します。
    • 処理所有者は承認のために処理を発行します。
  • 公開
    • 問題所有者は、発行された処理をレビューし、適切なコメントとともに承認または否認します。
    • 承認後は、オブジェクト定義の変更は許可されません。
    • 問題管理者は、承認済の処理を公開して、カタログ・データ・モデル内の変更を承認します。
    • 処理は順次、スキーマに反映される論理順序で公開する必要があります。新規ディメンション・エンティティで、またはファクトの拡張時にカスタムBTを使用するには、最初にビジネス用語を作成して公開します。一度BTを公開すると、ディメンション・エンティティの作成中およびファクトの拡張時に使用可能なビジネス用語のリストで使用可能になります。
    • 公開した処理を、ディメンション・エンティティおよびファクトの拡張エンティティのカタログ・ビューアから検証できます。
    • 拡張は公開時にのみオブジェクトのマスター・リポジトリに反映され、ユーザーがさらに拡張を行うためにオブジェクトを表示または使用する前に公開する必要があることに注意してください。
    • 公開処理が成功した場合、処理が「Publish」タブの下に表示されます。公開処理が成功しなかった場合、処理は「Approved」タブの下に表示されます。
    • 公開処理は、完了に数分かかる可能性がある非同期プロセスです。ユーザーはUIから移動して、後で戻ってイベントのステータスを確認できます。