27 DBMS_AQELM
このパッケージは、電子メールおよびHTTPによるOracle Advanced Queuing (AQ)の非同期通知の構成を管理するサブプログラムを提供します。
参照:
DBMS_AQELM
の詳細は、『Oracle Databaseアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。
27.2 DBMS_AQELMサブプログラムの要約
この項では、DBMS_AQELMのサブプログラムをリストし、簡単に説明します。
表27-1 DBMS_AQELMパッケージのサブプログラム
サブプログラム | 説明 |
---|---|
データベースが電子メール通知の送信に使用するSMTPサーバーのホスト名を設定します。 |
|
SMTPサーバーのポート番号を設定します。 |
|
発信元電子メール・アドレスを設定します。 |
27.2.1 SET_MAILHOSTプロシージャ
このプロシージャは、SMTPサーバーのホスト名を設定します。データベースではこのSMTPサーバーのホスト名を使用して、電子メール通知を送信します。
構文
DBMS_AQELM.SET_MAILHOST ( mailhost IN VARCHAR2);
パラメータ
表27-2 SET_MAILHOSTプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
SMTPサーバーのホスト名 |
使用上のノート
電子メール通知を構成する一部分として、DBMS_AQELM
パッケージに対してAQ_ADMINISTRATOR_ROLE
またはEXECUTE
の許可を付与されたユーザーは、電子メール通知を登録する前にホスト名を設定する必要があります。
27.2.2 SET_MAILPORTプロシージャ
このプロシージャは、SMTPサーバーのポート番号を設定します。
構文
DBMS_AQELM.SET_MAILPORT ( mailport IN NUMBER);
パラメータ
表27-3 SET_MAILPORTプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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SMTPサーバーのポート番号 |
使用上のノート
電子メール通知を構成する一部分として、DBMS_AQELM
パッケージに対してAQ_ADMINISTRATOR_ROLE
またはEXECUTE
の許可を付与されたユーザーは、電子メール通知を登録する前にホスト名を設定する必要があります。データベースではこのSMTPサーバーのポート番号を使用して、電子メール通知を送信します。設定されていない場合、SMTPのmailportのデフォルトは25となります。
27.2.3 SET_SENDFROMプロシージャ
このプロシージャは、発信元電子メール・アドレスを設定します。この電子メール・アドレスは、登録された電子メール・アドレス宛にデータベースから送信されるすべての電子メール通知の発信元フィールドに使用されます。
構文
DBMS_AQELM.SET_SENDFROM ( sendfrom IN VARCHAR2);
パラメータ
表27-4 SET_SENDFROMプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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発信元電子メール・アドレス |
使用上のノート
電子メール通知を構成する一部分として、DBMS_AQELM
パッケージに対してAQ_ADMINISTRATOR_ROLE
またはEXECUTE
の許可を付与されたユーザーは、電子メール通知を登録する前にホスト名を設定する必要があります。