DisableReplay

このメソッドは、アプリケーション・コンティニュイティにおいてその接続でのリプレイを無効にします。

宣言

// C#
public void DisableReplay();

備考

デフォルトでは、ODP.NETは、リカバリ可能エラーの後にリプレイします。アプリケーションでリプレイに不適切な設計が使用されている場合は、このメソッドをコールすると、リクエストごとにリプレイを無効にできます。これは、コールバックまたはメイン・コードに追加できます。たとえば、アプリケーション・モジュールでUTL_SMTPパッケージを使用して電子メールが送信される場合に、開発者が、リプレイ時にそれらの電子メールが再送信されないようにすることができます。

リプレイを無効にしても、メソッド、SQLまたはPL/SQLの再実行によって接続状態が変更されることはありません。無効にした場合、記録とリプレイは、そのリクエストが終了し、明示的なBeginRequestがコールされるまで無効になります。

無効にした後にリプレイを再度有効にするメソッドはありません。リプレイされたリクエストで、時間を空けてデータベース・セッションを再確立することはできません。この原則により、完了コールが記録された場合のみリプレイが実行されるようになります。