3.179 ALL_DOMAIN_CONSTRAINTS

ALL_DOMAIN_CONSTRAINTSは、現行のユーザーがアクセスできるアプリケーション使用ドメインの制約定義を示します。

関連ビュー

  • DBA_DOMAIN_CONSTRAINTSは、データベース内のすべてのアプリケーション使用ドメインの制約定義を示します。

  • USER_DOMAIN_CONSTRAINTSは、現行のユーザーが所有するアプリケーション使用ドメインの制約定義を示します。

データ型 NULL 説明

NAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

制約定義の名前

DOMAIN_OWNER

VARCHAR2(128)

NOT NULL

制約が定義されているドメインの所有者

DOMAIN_NAME

VARCHAR2(128)

NOT NULL

制約が定義されているドメインの名前

CONSTRAINT_TYPE

VARCHAR2(1)

制約定義のタイプ

この列の値は常にCですが、これは制約がチェック制約またはNOT NULL制約であることを意味します。

SEARCH_CONDITION

CLOB

チェック制約に対する検索条件のテキスト

STATUS

VARCHAR2(8)

制約の施行状態

  • ENABLED

  • DISABLED

DEFERRABLE

VARCHAR2(14)

制約が遅延可能か(DEFERRABLE)そうでないか(NOT DEFERRABLE)

DEFERRED

VARCHAR2(9)

制約が初期状態から遅延されていたか(DEFERRED)そうでないか(IMMEDIATE)

VALIDATED

VARCHAR2(13)

STATUS = ENABLEDの場合、可能な値は次のとおり。

  • VALIDATED: すべてのデータは制約に従っている(つまり、制約が有効にされたとき、および後続のデータが表に入力されたときに表内の既存のデータが検証されている)

  • NOT VALIDATED: 制約に従っていないデータがある可能性がある(つまり、制約が有効にされたときに表内の既存のデータは検証されなかったが、表に入力された後続のデータは検証されている)

STATUS = DISABLEDの場合、可能な値は次のとおり。

  • VALIDATED: すべてのデータは制約に従っているが、制約の一意索引は削除されている。この設定は、データ・ウェアハウス環境において有用であるが、いくつかの制限事項がある。この設定の詳細は、『Oracle Databaseデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照。

  • NOT VALIDATED: 制約に従っていないデータがある可能性がある

GENERATED

VARCHAR2(14)

制約の名前がユーザーにより生成されたか(USER NAME)、システムにより生成されたか(GENERATED NAME)

BAD

VARCHAR2(3)

この制約があいまいな方法で世紀を指定するか(BAD)そうでないか(null)。この不明瞭さから生じるエラーを回避するには、TO_DATEファンクションで4桁の年を使用して制約を再度書き込みます。

関連項目: TO_DATEファンクションは、『Oracle Database SQL言語リファレンス』および『Oracle Database開発ガイド』を参照。

RELY

VARCHAR2(4)

VALIDATED = NOT VALIDATEDの場合、この列は、クエリー・リライトのときに制約が考慮されるか(RELY)されないか(null)を示します。

VALIDATED = VALIDATEDの場合、この列は意味を持たない。

関連項目: 『Oracle Database SQL言語リファレンス』制約に関する項を参照。

INVALID

VARCHAR2(7)

制約が無効か(INVALID)そうでないか(null)

ORIGIN_CON_ID

NUMBER

データの発生元のコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、非CDB内の行に使用される。この値はCDBには使用されない。

  • n: この値は、コンテナID n (行の発生元がルートの場合はn = 1).のコンテナを発生元とするデータを含む行に対して使用される。

ノート:

このビューは、Oracle Database 23c以降で使用できます。