2.19 ASM_DISKGROUPS
ASM_DISKGROUPS
では、ALTER DISKGROUP ALL MOUNT
文の発行時にOracle ASMインスタンスが起動時にマウントするディスク・グループ名のリストを指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
|
デフォルト値 |
デフォルト値はありません。 |
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
最大30文字までのカンマで区切られた文字列のリスト |
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
複数インスタンスには、異なる値を指定可能。 |
ノート:
このパラメータは、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスでのみ指定できます。
NOMOUNT
起動オプションが指定されていないかぎり、Oracle ASMインスタンスの起動プロセスによりALTER DISKGROUP ALL MOUNT
が実行されます。
ASM_DISKGROUPS
パラメータは動的です。サーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)を使用している場合は、多くの場合、ASM_DISKGROUPS
の値を手動で変更する必要はありません。ディスク・グループが正常に作成またはマウントされると、Oracle ASMによってパラメータにディスク・グループが自動的に追加されます。ディスク・グループが削除されると、ディスク・グループはパラメータから自動的に削除されます。ただし、手動ディスマウントではSPFILEは更新されません。
ALTER DISKGROUP...ALL MOUNT
またはALTER DISKGROUP...ALL DISMOUNT
コマンドを発行しても、このパラメータの値には影響しません。
1つのOracle ASMインスタンスに対して最大511個のディスク・グループをサポート
Oracle Database 12cリリース1以降、Oracle ASM構成で511個までのディスク・グループがサポートされるようになりました。Oracle Databaseリリース12cリリース1よりも前のOracle ASM構成では、サポートされるディスク・グループは63個までです。
関連項目:
このパラメータの使用方法および使用例は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。