2.74 DB_BLOCK_BUFFERS
DB_BLOCK_BUFFERS
には、バッファ・キャッシュ内のデータベース・バッファの数を指定します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
整数 |
デフォルト値 |
|
変更可能 |
いいえ |
PDBで変更可能 |
いいえ |
値の範囲 |
|
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
複数インスタンスは異なる値を指定でき、必要に応じて値を変更可能。 |
ノート:
DB_BLOCK_BUFFERS
は、DB_CACHE_SIZE
動的パラメータと組み合せることはできません。同じパラメータ・ファイルでこの2つのパラメータを組み合せた場合、エラーが発生します。
DB_BLOCK_BUFFERS
は、インスタンスのSGAの必要メモリー総量の決定にかかわるパラメータの1つです。
このパラメータとDB_BLOCK_SIZE
パラメータの値によって、バッファ・キャッシュの合計サイズが決まります。バッファ・キャッシュの効率的な使用により、データベースでのI/O負荷を大幅に減らすことができます。DB_BLOCK_SIZE
を指定できるのは、データベースが最初に作成された場合のみなので、バッファ・キャッシュのサイズを制御するには、DB_BLOCK_BUFFERS
を使用してください。
ノート:
DB_BLOCK_BUFFERS
初期化パラメータは非推奨です。下位互換性の目的でのみ保持されています。
かわりに、DB_CACHE_SIZE
を使用することをお薦めします。
関連項目: