2.88 DB_FLASHBACK_LOG_DEST
DB_FLASHBACK_LOG_DEST
は、フラッシュバック・データベース・ログ記憶域の場所を指定します。
特性 | 説明 |
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パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
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デフォルト値 |
デフォルト値はありません。 |
変更可能 |
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PDBで変更可能 |
いいえ |
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
すべてのインスタンスに、このパラメータを設定する必要がある。また、複数インスタンスには、同じ値を指定する必要がある。 |
このパラメータを使用すると、バックアップで使用される高速リカバリ領域とは別のフラッシュバック・データベース・ログの場所を指定できます。たとえば、フラッシュバック・データベース・ログを高パフォーマンスのストレージに配置できます。
このパラメータに値を割り当てる前に、DB_FLASHBACK_LOG_DEST_SIZE
パラメータを0以外の値に設定する必要があります。
ALTER SYSTEMを使用したDB_FLASHBACK_LOG_DESTの変更
ALTER
SYSTEM
文を使用してDB_FLASHBACK_LOG_DEST
パラメータを変更する場合は、フラッシュバック・ロギングを無効にして再度有効にする必要があります。次にその例を示します。
SQL> alter database flashback off;
Database altered.
SQL> alter system set db_flashback_log_dest='/u01/oracle/dbs/ofba2';
System altered.
SQL> alter database flashback on;
Database altered.
ノート:
このパラメータは、Oracle Database 23c以降で使用できます。
関連項目:
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このパラメータの詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。