2.153 IDENTITY_PROVIDER_CONFIG
IDENTITY_PROVIDER_CONFIG
を使用して、Microsoft Azure Active Directory (Azure AD)を外部アイデンティティ・プロバイダとして使用するようにデータベースを構成します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
各要素の意味は次のとおりです。
|
デフォルト値 |
なし |
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
はい |
基本 |
いいえ |
Oracle RAC |
すべてのインスタンスで同じ値を使用する必要がある。 |
このパラメータが有効なのは、データベースが外部アイデンティティ・プロバイダとしてAzure ADを使用できるようになっている(つまり、IDENTITY_PROVIDER_TYPE
初期化パラメータがAZURE_AD
に設定されている)場合のみとなります。Azure AD構成設定を指定するには、このパラメータを使用する必要があります。
例:
ALTER SYSTEM SET IDENTITY_PROVIDER_CONFIG =
'{ "application_id_uri" : "https://example.com/pdb1",
"tenant_id" : 111a1111-a11a-111a-111111111111a,
"app_id" : 11aa1a1-aaaa-1111-1111-1111aa111111 }'
SCOPE=BOTH;
ノート:
このパラメータの値の設定は、Azure ADを使用するようにデータベースを構成するための一連のステップのうちの1つにすぎません。このパラメータを設定する前のすべてのステップについては、Oracle Databaseセキュリティ・ガイドを参照してください。
ノート:
このパラメータをOracle Autonomous Databaseで使用する方法の詳細は、「Autonomous DatabaseでのAzure Active Directory (Azure AD)の使用」を参照してください。
ノート:
このパラメータは、Oracle Autonomous Database Serverlessに対して直接更新することはできません。
ノート:
このパラメータは、Oracle Database 19c (バージョン19.16以降)と、Oracle Database 23cで使用できます。このパラメータは、Oracle Database 21cでは使用できません。
関連項目: