2.299 PLSCOPE_SETTINGS
PLSCOPE_SETTINGS
は、コンパイル時間の収集、クロス・リファレンスおよびPL/SQLソース・コードの識別子データの保存を制御します。
特性 | 説明 |
---|---|
パラメータ・タイプ |
文字列 |
構文 |
value_clause::=
|
デフォルト値 |
|
変更可能 |
|
PDBで変更可能 |
はい |
基本 |
いいえ |
値:
-
IDENTIFIERS:ALL
全ソース・コードの識別子データの収集を有効にします。
-
IDENTIFIERS:NONE
全ソース・コードの識別子データの収集を無効にします。
-
IDENTIFIERS: PUBLIC
すべてのPUBLICユーザー識別子データの収集を有効にします(
DEFINITION
を除く)。 -
IDENTIFIERS:SQL
SQLの識別子データの収集を有効にします。
-
IDENTIFIERS:PLSQL
PLSQLの識別子データの収集を有効にします。
-
STATEMENTS:ALL
PL/SQLで使用されるすべてのSQL文の収集を有効にします。
-
STATEMENTS:NONE
すべての文の収集を無効にします。
PLSCOPE_SETTINGS
は、セッション、システムまたはライブラリ別のユニット(ALTER COMPILE
)ベースで設定できます。すべてのライブラリ・ユニットのPLSCOPE_SETTINGS
の現行設定は、*_PLSQL_OBJECT_SETTINGS
ビューに問い合せることによって取得できます。このパラメータを設定することによって収集されたすべての識別子データには、*_IDENTIFIERS
ビューを使用してアクセスできます。
STATEMENTS
設定が指定されておらず、IDENTIFIERS
が指定されているが、NONE
以外の値に設定されている場合、STATEMENTS
はALL
にデフォルト設定されます。これは、次と同じです。IDENTIFIERS: [ALL|PLSQL|PLSQL|PUBLIC]
例
次のパラメータ設定により、PL/SQLおよびSQLの識別子および文が収集されます。
PLSCOPE_SETTINGS = 'IDENTIFIERS:ALL, STATEMENTS:ALL'
次のパラメータ設定により、SQLの識別子および文のみが収集されます。
PLSCOPE_SETTINGS = 'IDENTIFIERS:SQL, STATEMENTS:ALL'
次のパラメータ設定により、PL/SQLの識別子のみが収集されます。
PLSCOPE_SETTINGS = 'IDENTIFIERS:PLSQL, STATEMENTS:NONE'
次のパラメータ設定により、識別子データは収集されず、すべての既存の識別子データが削除されます。
PLSCOPE_SETTINGS = 'IDENTIFIERS: NONE'
関連項目:
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「ALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGS」、 「DBA_PLSQL_OBJECT_SETTINGS」および「USER_PLSQL_OBJECT_SETTINGS」
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このパラメータの詳細は、『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』を参照してください。