2.391 TIME_AT_DBTIMEZONE

TIME_AT_DBTIMEZONEは、SYSDATEおよびSYSTIMESTAMP関数が、日時を返すためにデータベース・ホスト・システムのタイム・ゾーンを使用するか、コンテナまたはプラガブル・データベースのタイム・ゾーン設定を使用するかを指定します。

特性 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

TIME_AT_DBTIMEZONE = { OFF | USER_SQL }

デフォルト値

OFF

変更可能

いいえ

PDBで変更可能

はい

基本

いいえ

Oracle RAC

複数インスタンスには、同じ値を使用する必要がある。

値は次のとおりです。

  • OFF - SYSDATEおよびSYSTIMESTAMP関数は、データベースの起動時に有効だったデータベース・ホスト・システムのタイム・ゾーンを使用して日時を返します。これは、Oracle Database 23cより前のリリースでの動作です。

  • USER_SQL - SYSDATEおよびSYSTIMESTAMP関数は、コンテナまたはプラガブル・データベースのDBTIMEZONE設定に基づいて日時を返します。

このパラメータの値は、SYSDATEおよびSYSTIMESTAMP関数の動作のみを制御し、その操作のためにデータベースによって内部的に使用されるタイム・ゾーンには影響しません。以前のリリースと同様に、Oracle Database 23cでは、このような操作にデータベース・ホスト・システムのタイム・ゾーンが使用されます。たとえば、DATE型およびTIMESTAMP型のディクショナリ表の列に対する問合せでは、データベース・ホスト・システムのタイム・ゾーンを使用して日時が返されます。

ノート:

このパラメータは、Oracle Database 23c以降で使用できます。

関連項目: