8.57 V$ASM_DISK
V$ASM_DISK
の各行は、Oracle Automatic Storage Management (Oracle ASM)インスタンスによって検出された各ディスクを示します(どのディスク・グループにも属さないディスクを含む)。
列 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
|
|
ディスクを含むディスク・グループの番号( |
|
|
ディスク・グループ内のディスクに割り当てられた番号 |
|
|
上位8ビットがディスク・グループ番号、下位24ビットがディスク番号で構成される32ビットの番号(ビューへのアクセスを容易にする) |
|
|
ディスクのインカネーション番号 |
|
|
グループのマウントに相対する、ディスクのインスタンス別の状態:
|
|
|
検出によって示される、ディスクのインスタンス別の状態:
|
|
|
ディスクに対して許可されているI/O要求の種類に関するグローバル状態:
|
|
|
ディスク・グループに対する、ディスクのグローバル状態:
|
|
|
ディスクのハードウェア冗長性:
ノート: この列は、ハードウェア冗長性に関する情報を返す機能をサポートしているASMLIBが存在する場合にのみ有効。この列は、ディスクがメンバーであるディスク・グループの冗長性とは関連しない。 |
|
|
ディスクを検出したライブラリの名前 |
|
|
ホスト・オペレーティング・システムでレポートされるディスク・サイズ(MB) |
|
|
ディスクの合計容量(MB) |
|
|
ディスクの未使用容量(MB) |
|
|
ホット・リージョン内の使用済のMB数 |
|
|
コールド・リージョン内の使用済のMB数 |
|
|
ディスクの名前 |
|
|
ディスクを含んでいる障害グループの名前 |
|
|
検出で戻される名前のディスク・ラベル部分 |
|
|
検出で戻される名前のオペレーティング・システム・パス名部分 |
|
|
検出で戻される名前の一意のデバイスID部分 |
|
|
メーカー名および製品名。製品IDが同じディスクは、すべて同じパフォーマンス特性および信頼性特性を持つ。 |
|
|
ディスクがディスク・グループに追加された日時 |
|
|
ディスクが最初のインスタンスによってマウントされた日時 |
|
|
ディスクが自動削除されるまでの残り時間(障害がない場合は |
|
|
ディスクに対するI/O読取り要求の合計数 |
|
|
ディスクに対するI/O書込み要求の合計数 |
|
|
ディスクに対する失敗したI/O読取り要求の合計数 |
|
|
ディスクに対する失敗したI/O書込み要求の合計数 |
|
|
タイムアウトした読取りI/Oの数 |
|
|
タイムアウトした書込みI/Oの数 |
|
|
|
|
|
|
|
|
ディスクから読み取られた合計バイト数 |
|
|
ディスクに書き込まれた合計バイト数 |
|
|
優先される読取り障害グループのステータス:
優先される読取り障害グループが1つ以上含まれているディスク・グループでは、優先される読取り障害グループのいずれかにディスクがある場合、この列の値は |
|
|
Oracle ASMディスクの一意のハッシュ値。Oracle ASMディスク名( |
|
|
この列は意味を持たず、その値は常に |
|
|
この列は意味を持たず、その値は常に |
|
|
この列は意味を持たず、その値は常に |
|
|
この列は意味を持たず、その値は常に |
|
|
ディスクからの読取り回数 |
|
|
ディスクへの書込み数 |
|
|
ディスクからの読取りバイト数 |
|
|
ディスクへの書込みバイト数 |
|
|
ディスクに投票ファイルが含まれているかどうか( |
|
|
物理ブロック・サイズ(バイト) |
|
|
ディスクの論理セクター・サイズの値(バイト)。ディスクで実行可能な最小I/O。
|
|
|
障害グループのタイプ:
|
|
|
データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
このビューの場合、値は常に |
|
|
ディスクが記憶域のシン・プロビジョニングをサポートしているかどうか( |
|
|
ディスクがデータ整合性機能をサポートしているかどうか( |
|
|
特定のディスクが所属するサイトの名前 |
|
|
特定のディスクが所属するサイトのGUID |
|
|
検出で戻される、ディスクが所属する障害グループの推奨名 |
|
|
検出で戻される、ディスクが所属するサイトの推奨名 |
|
|
この列は、Oracle ASM拡張ディスク・グループ内のディスクの場合のみ値が移入されます。すべてのPartnership and Status Table (PST)がリフレッシュされた後か、PSTがディスクからメモリーに読み込まれた場合に、このサイトの状態が計算される。可能な状態は次のとおり。
|
脚注1 インテリジェント・データ配置は、Oracle Database 21cでサポートが終了しました。その結果、HOT_USED_MB
列とCOLD_USED_MB
列の個々の値は意味がありません。ただし、HOT_USED_MB
値とCOLD_USED_MB
値の合計は、ディスク上の使用済メガバイトの合計数を表します。また、HOT_READS
、HOT_WRITES
、HOT_BYTES_READ
およびHOT_BYTES_WRITTEN
列は意味がなくなり、常に0
を返し、COLD_READS
、COLD_WRITES
、COLD_BYTES_READ
およびCOLD_BYTES_WRITTEN
列はディスク全体の統計を返します。
ノート:
GROUP_NUMBER
およびDISK_NUMBER
列は、ディスクがインスタンスによって現在マウントされているディスク・グループのメンバーである場合にのみ有効になります。それ以外の場合は、GROUP_NUMBER
は0
になり、DISK_NUMBER
は同じ0
のグループ番号を持つ他のディスクに対して一意の値になります。
ノート:
Oracle Databaseインスタンスでは、このビューはPDBから問い合せると0行を返します。
関連項目:
ビューを使用したOracle ASM情報の表示の詳細は、『Oracle Automatic Storage Management管理者ガイド』を参照してください。