9.108 V$OSSTAT
V$OSSTAT
は、オペレーティング・システムから取得したシステム使用率統計情報を示します。システム統計ごとに1行返されます。
列 | データ型 | 説明 |
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統計名(表9-3を参照) |
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瞬間統計値 |
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統計ID |
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統計に関するオペレーティング・システム固有の追加説明 |
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統計が累積統計(時間の経過とともに累積されたもの)かどうか( |
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データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。
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表9-3 V$OSSTAT統計情報
統計名 | 説明 |
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NUM_CPUS |
使用可能なCPUまたはプロセッサの数 |
IDLE_TIME |
すべてのプロセッサの合計アイドル時間(1/100秒) |
BUSY_TIME |
すべてのプロセッサがユーザー・コードまたはカーネル・コードの実行に要した合計ビジー時間(1/100秒) |
USER_TIME |
すべてのプロセッサがユーザー・コードの実行に要した合計ビジー時間(1/100秒) |
SYS_TIME |
すべてのプロセッサがカーネル・コードの実行に要した合計ビジー時間(1/100秒) |
IOWAIT_TIME |
すべてのプロセッサがI/O完了の待機に要した合計待機時間(1/100秒) |
NICE_TIME |
すべてのプロセッサが優先順位の低いユーザー・コードの実行に要した合計ビジー時間(1/100秒) |
AVG_IDLE_TIME |
すべてのプロセッサの平均アイドル時間(1/100秒) |
AVG_BUSY_TIME |
すべてのプロセッサがユーザー・コードまたはカーネル・コードの実行に要した平均ビジー時間(1/100秒) |
AVG_USER_TIME |
すべてのプロセッサがユーザー・コードの実行に要した平均ビジー時間(1/100秒) |
AVG_SYS_TIME |
すべてのプロセッサがカーネル・コードの実行に要した平均ビジー時間(1/100秒) |
AVG_IOWAIT_TIME |
すべてのプロセッサがI/O完了の待機に要した平均待機時間(1/100秒) |
AVG_NICE_TIME |
すべてのプロセッサが優先順位の低いユーザー・コードの実行に要した平均ビジー時間(1/100秒) |
OS_CPU_WAIT_TIME |
プロセスが準備完了状態で、オペレーティング・システムのスケジューラによる実行を待機中の合計待機時間(1/100秒) |
RSRC_MGR_CPU_WAIT_TIME |
Oracleプロセスが準備完了状態で、現在アクティブなリソース・プランのコンシューマ・グループに対してCPUが使用可能になるのを待機中の合計待機時間(1/100秒) |
VM_IN_BYTES |
仮想メモリー・ページングが原因でページインされたデータの合計バイト数 |
VM_OUT_BYTES |
仮想メモリー・ページングが原因でページアウトされたデータの合計バイト数 |
PHYSICAL_MEMORY_BYTES |
物理メモリーの合計バイト数 |
LOAD |
現在動作中または準備完了状態で、オペレーティング・システムのスケジューラによる実行を待機しているプロセスの数。この統計値を見ると、通常、プラットフォームの平均ロードが分単位でわかる。 |
NUM_CPU_CORES |
使用可能なCPUコアの数(シングル・コアCPUの他、マルチコアCPUのサブコアも含まれる) |
NUM_CPU_SOCKETS |
使用可能なCPUソケットの数(これは、マルチスレッド・アーキテクチャかマルチコア・アーキテクチャかに関係なく、システム上のCPUチップの絶対数を表す) |
NUM_VCPUS |
使用可能な仮想CPUの数 |
NUM_LCPUS |
使用可能な論理CPUの数(ハードウェア・スレッドがオンになっている場合は、ハードウェア・スレッドを含む) |
TCP_SEND_SIZE_MIN |
TCP送信バッファの最小サイズ |
TCP_SEND_SIZE_DEFAULT |
TCP送信バッファのデフォルト・サイズ |
TCP_SEND_SIZE_MAX |
TCP送信バッファの最大サイズ |
TCP_RECEIVE_SIZE_MIN |
TCP受信バッファの最小サイズ |
TCP_RECEIVE_SIZE_DEFAULT |
TCP受信バッファのデフォルト・サイズ |
TCP_RECEIVE_SIZE_MAX |
TCP受信バッファの最大サイズ |
GLOBAL_SEND_SIZE_MAX |
グローバル送信バッファの最大サイズ |
GLOBAL_RECEIVE_SIZE_MAX |
グローバル受信バッファの最大サイズ |
ノート:
NUM_CPUS
およびRSRC_MGR_CPU_WAIT_TIME
を除くすべての統計情報の可用性は、Oracle Databaseが実行されているオペレーティング・システム・プラットフォームによって異なります。