2.415 XML_PARAMS

XML_PARAMSでは、XMLTypeデータの動作を調整できます。

特性 説明

パラメータ・タイプ

文字列

構文

XML_PARAMS = "parameter=value [, parameter=value ] ..."

デフォルト値

なし

変更可能

ALTER SESSIONALTER SYSTEM

PDBで変更可能

はい

基本

いいえ

Oracle RAC

指定した場合、複数のインスタンスの値を同じにすることをお薦めします。

parameter=valueには、次のいずれかを指定できます。

  • xml_default_storage_tbx=true

    記憶域タイプが明示的に指定されていない場合、デフォルトのXMLType記憶域をトランスポータブル・バイナリXML (TBX)に設定します。Oracle Database 23c以降では、このパラメータが設定されていない場合でも、これはすべてのXMLTypeデータのデフォルトおよび推奨記憶域タイプです。トランスポータブル・バイナリXMLはSecurefiles LOBとして格納する必要があることに注意してください。

  • xml_default_storage_tbx=false

    記憶域タイプが明示的に指定されていない場合、デフォルトのXMLType記憶域をトランスポータブルでないバイナリXML (CSX)に設定します。この設定は、CSXストレージ・タイプに依存しているアプリケーションの回避方法として使用できます。トランスポータブルでないバイナリXMLは、Basicfiles LOBまたはSecurefiles LOBとして格納できます。

例:

ALTER SYSTEM SET XML_PARAMS = "xml_default_storage_tbx=true”;

ノート:

このパラメータは、Oracle Database 23c以降で使用できます。