DROP DIRECTORY

目的

DROP DIRECTORY文を使用すると、データベースからディレクトリ・オブジェクトを削除できます。

関連項目:

ディレクトリの作成については、「CREATE DIRECTORY」を参照してください。

前提条件

ディレクトリを削除する場合は、DROP ANY DIRECTORYシステム権限が必要です。

ノート:

PL/SQLまたはOCIプログラムによる関連ファイル・システム内のファイルへのアクセス中は、DROPによるディレクトリの削除はできません。

構文

drop_directory::=

セマンティクス

IF EXISTS

IF EXISTSは、既存の索引を削除する場合に指定します。

DROPIF NOT EXISTSを指定すると、ORA-11544: Incorrect IF EXISTS clause for ALTER/DROP statementが発生します。

directory_name

削除するディレクトリ・データベース・オブジェクトの名前を指定します。

Oracle Databaseはディレクトリ・オブジェクトを削除しますが、サーバーのファイル・システム上の関連するオペレーティング・システム・ディレクトリは削除しません。

ディレクトリの削除: 例

次の文は、ディレクトリ・オブジェクトbfile_dirを削除します。

DROP DIRECTORY bfile_dir;