自動データベース診断モニター(ADDM)
「自動データベース診断モニター(ADDM)」タブには、ADDMによって格納された情報にアクセスするためのコントロールが含まれています。
ADDMは、自動ワークロード・リポジトリ(AWR)のデータを定期的に分析し、パフォーマンスの問題の根本原因を特定し、問題を修正するための推奨事項を提供し、アプリケーションの問題のない領域を識別します。AWRはパフォーマンスに関する履歴データのリポジトリであるため、ADDMを使用してイベント発生後のパフォーマンスの問題を分析でき、多くの場合、問題を再現するために必要な時間とリソースが節約されます。
ADDMには次の利点があります。
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アプリケーションの問題の影響と推奨事項による利点の時間ベースの数量化
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問題の根本的な原因の処理に関する推奨事項の提供
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アプリケーションの問題のない領域の識別
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現在または過去のパフォーマンスを分析するためのユーザーによるADDMタスクの作成および実行
ADDMによる利点は本番システムに提供されるのみでなく、ADDMを開発およびテスト・システムで使用して、アプリケーションのパフォーマンスの問題を早期に警告できます。
「ADDM」タブの使用方法の詳細は、次を参照してください。